東川スタイル 人口8000人のまちが共創する未来の価値基準
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人口減少時代に定住者が増えるまち、北海道・東川町にみる、これからの「まち・ひと・しごと」。東川では当たり前のこととなっている「スタイル」をヒントに、未来社会の価値基準となり得る要素を40個抽出し、解説する。
休業日は「平日のどこか」、ランチしか営業しないお店、
子どもがふつうにいる職場――。
ライフスタイルに合わせた無理のない働き方、
徹底した仕事の質へのこだわり、丁寧な暮らし方が共感を呼び、
全国的な注目を集める人口8000人のまち、北海道・東川町。
人口減少時代を迎え、少なくない地方自治体が消滅の危機といわれるなか、
定住者が過去20年で約14%増加しています。
本書では、多様な人びとが影響し合い、共創し合いながら、
「東川らしさ」を追求するライフスタイルと、その背景にある長年にわたるまちづくりの取り組みを解説。
これからの「まち・ひと・しごと」のヒントを探ります。
●目次
01 Life&Work “小さな経済”の生態系―自然なスタイルで暮らしと地域をつくる―
STANDARD1 ホンモノの環境が、ホンモノを求める
STANDARD2 スモールビジネスの多様性が地域を強くする
STANDARD3 「田んぼの真ん中の創業」はトップクオリティを育てる
STANDARD4 自然は「自然に暮らす」ことを促す
STANDARD5 「自然の一部として生きる」から自分らしいナリワイをつくれる
STANDARD6 「境界の創業」が地域の共創を生む
STANDARD7 「みんなでDIY」で地域のサードプレイスを育てる
STANDARD8 効率よりも、自分らしく手間ひまをかける
STANDARD9 自分のためを追求すると、みんなのためになる
STANDARD10 企業が「まちのスタイル」を独自発信しブランドを育てる…etc.
02 Public&Commons 共感と共創が育てる“らしさ”―自分ごと・みんなごと・世の中ごとの好循環―
STANDARD21 「営業する公務員」が本気の役場を育てる
STANDARD22 時間軸の長い「文化のまちづくり」は住民の“みんなごと”を育てる
STANDARD23 脱公務員発想「3つの“ない”はない」がチャレンジを当たり前にする
STANDARD24 組織・職員の変化でユニークな施策や事業を連発する
STANDARD25 豊かな暮らし方をデザインするための条例・制度をつくる
STANDARD26 「役場の風土改革」が徹底的に考え・動く職員を支える
STANDARD27 住民みんなで住む家を風景にする
STANDARD28 まちの仕組みで子育て・子育ちの安心を追求する
STANDARD29 本気の国際化戦略で交流を増やし定住を支える
STANDARD30 住居を構えてなくとも「まちの一員」に…etc.