生粋の「ゆとり世代」がやってきた!: ~ベテラン新入社員研修担当講師の戸惑いと対策~
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ベテラン新入社員研修担当講師が考えた生粋の「ゆとり世代」対策本。
昨年(2016年)までの「ゆとり世代」新入社員とは大きく違う今年(2017年)の生粋の「ゆとり世代」新入社員。ベテラン講師もいままでの研修方法が通じないという大きな戸惑いを感じました。
実際に新入社員研修の中で、見られた生粋の「ゆとり世代」新入社員が取った行動を挙げ、その原因を探り対策を検討。さらに根本治療まで目指す研修を提案します。
新入社員研修企画者・担当者・講師の方や、新入社員の指導にあたるOJTリーダー・管理者の方にもぜひお読みいただきたい本です。
また、今年以降の新入社員の方にもお読みいただければ、自分自身を変えるきっかけになると思います。
目次
1.去年までとは大きく違う今年(2017年)の新入社員
生粋の「ゆとり世代」がやってきた!
「ゆとり世代」の特徴
2.講義での行動・原因・対策
朝一から居眠りを始める
講師の顔を見ない
講師の話にリアクションなし
質問は皆無
講師からの発問に反応なし
回答できないと極端に落ち込む
日報は優等生
3.個人演習での行動・原因・対策
一番になることを嫌がる
必要最低限の内容にとどまる
知らない点を明確にするための研修前テストで、100点を取ることにこだわり何度もやる
仕事に無関係な内容のフリーテーマスピーチ
4.グループ演習での行動・原因・対策
リーダーシップを取ろうとしない
個人では考えているが、議論にならない
演習時間を守らない
メンバーや講師のアドバイスを受け入れない
メンバーの意見に無関心
誰も発表しようとしない
常に同じ人が発表する
強めの注意は全体に対してであっても委縮するか無視する
自分たちで手順を考えることができない
5.個別対策では生粋の「ゆとり世代」は変えられない
個別対策は対処療法
見えてきた生粋の「ゆとり世代」の特徴
社会人としての適合性と不適合性
社会人に適合させるきっかけを与える「チェンジ・マインド研修」
コミュニケーション研修には傾聴の重要性を入れる
6.まだまだ続く生粋の「ゆとり世代」新入社員
2018年入社も生粋の「ゆとり世代」
生粋の「ゆとり世代」を育てるのは作り出した大人の責任