ストーリーも、絵も好きです。エロいのは全然平気なのですが、ちょっとリアルに描きすぎてて、若干気持ち悪くなってしまいました。でも、他の作品も読んでみたいです。

ほぼ同時期にはつばいされた「チルヒ」と比べて、こっちの方が体臭、体温、汗のにおいを感じます。人によっては生々しすぎて駄目かも。しかしエロ本という内容でもない。家人に見られたらいやだなあというレベルにはありますが。 中学女子の妄想全快な場面もありますが。 駄目だけど駄目じゃない、誰もが一つは持ってるような秘密（性癖）の主人公たちが生き生きとしていて描かれ、読んでて楽しいです。再読に耐える内容だと思います。

紹介されていて、絵もきれいだったので思わず買ってしまいました。


うん、よかった！！


今までにない感じです。
だいぶ、偏った性癖の方々がでてきますが
自分も意外に共感できました笑


私が一番好きだったのは
エリートなイケメン関根くんとキャベツみたいなふとった女の話ですね。
関根くんが「キャベツに圧死されてーな」と彼女の口からはみ出たクリームをなめるシーンなんてすごく素敵でした。

一生に一度でいいけど、一生に一度読んどいてよかったって思いました。

表紙の絵だけ見ると「可愛い漫画」かと思いますが、内容は様々な人の変態の部分が描かれてます。
変態と言っても、人それぞれの過去から来る性的嗜好だったり、
思春期ならではの興味から来る体験だったり、共感するお話もありました。
男×女もあれば、男×男、女×女もあります。

個人的には、ぽっちゃり女子×眼鏡男子のお話が面白かったな、と思います。
これまでに無い組み合わせで、新鮮でした。

ただ描写のなかで、普通に男性器や毛が結構リアルに描いてあるので苦手な方は避けた方が良いかもしれません。
それが大丈夫な人にはお勧めだと思います。

雑誌エフで読みきりシリーズが連載されているのを読んだ時から、
単行本が出たら買おうと思ってました。

河内さんの本は他にも「へび苺」「チルヒ」を持っていますが、
今のところこの作品が一番面白いです。（どれを買うか迷ってたらお勧め）

どこにでもいそうな登場人物たちの、ちょっとした性癖や妄想にスポットをあてた作品ですが
物語の構成が本当に素晴らしいです。

表紙では恋愛モノっぽいですが、そんなことはありません（笑）
他人のエロス的ヘンタイ的日常がこうも面白いとは。

一見、年も年代も職業も違うバラバラの主人公達ですがエピローグを読むと･･･