私、50歳で沖縄に移住しました。
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静岡に住む老親が二人とも入院し、介護のため実家へ。合間をみては大好きな沖縄のアパートに足を運びながら、もう移住することはムリだとあきらめていた。東京⇔実家⇔沖縄を行き来する生活が1年ぐらい続き、ふと頭をよぎった。
「私、何やっているんだろう」 50歳で、東京から沖縄へ移住しました。
そんな話をすると、「え?すごい!」「うらやましいなぁ」「ずいぶん思い切ったね」と反応はさまざまです。振り返れば、確かに大変なこともありました。体力、気力を使い果たしたと言ってもいいぐらい、移住までの道のりは山あり、谷ありだったようにも思います。それでも、やっぱり50歳で移住して本当によかった、そう思えるのが、やはり沖縄の素晴らしいところだと実感しています。
この電子書籍を手に取ってくださったのだから、沖縄に興味があり、沖縄が好きで、もしかしたら、「いつか沖縄に移住したい」とお考えなのかもしれませんね。年々、沖縄に移住する人は増えています。暮らしやすいと思うか、やっぱり沖縄は暮らしにくいと感じるかは、人それぞれでしょう。私自身も100%満足しているわけではありません。
この本は、私が沖縄移住を通して感じた、素の沖縄をご紹介しています。これから移住したい人たちに「考えるヒント」をひとつでも見つけてもらえたら…そう思っています。
【目次】
はじめに 50歳、オンナひとり、沖縄に移住したわけ
40歳で人生の折り返し。もうひとつの人生を送るために
親の介護で一度は立ち消えに。でも売主さんは待っていてくれた
第1章 これから沖縄移住をお考えのあなたへ
まずは、ロングステイ体験をして、生活イメージを
県民所得は最下位でも、なんだかみんな豊かな暮らし
第2章 沖縄のエリア事情。南部、中部、北部で住まい方は違う
都会暮らしか、田舎暮らしか。利便性はエリアで格段に変わる
マンションなのか一戸建てなのかもエリア次第
沖縄離島は、覚悟と度胸と愛嬌が必要!?
第3章 沖縄の不動産事情。賃貸マーケットは3つある
移住者に人気の「海が見える」物件は、県内では不人気
観光客が憧れる外人住宅とは異なる「外国人向け住宅」とは
第4章 沖縄の一戸建て事情。気候対策が一番のキモ
住宅建築で工期遅れは普通。そのわけは
台風、シロアリ、西日対策が、3大沖縄仕様
第5章 移住してみて、よかったこと。ありえないこと
天気がよければダイビング。豊かな食材が一番のごちそう
意地悪や悪気はない。ただ気づかないだけ
第6章 移住して2年。沖縄で過ごした春・夏・秋・冬
生活が始まれば、案外、フツーの日常
春 お花見はないけれど、海開きで一気に活気づく
夏 梅雨明けがベストシーズン
秋 台風は覚悟の上。家の水洗いは1日がかりで
冬 平均気温は17℃でも、防風対策は必須
おわりに 沖縄移住に関するこぼれ話
東京のマンションは売却して建築資金に
引っ越しは大仕事。でも終活の前倒しにもなった