ゲームプランナーのチーム運営例: ~ゲーム性以前の問題を発生させないために~ ゲームプランナーの参考例シリーズ
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ゲーム開発の現場で、プランナーはどうやってチームとしての開発を進めていけばいいのか?
炎上したプロジェクトを起点として、主人公・伏野誠太郎がプランナーとして初めてチーム運営を開始するまでの奮闘を物語形式で描きながら、「チーム運営の要点」を解説します。
「プランナーだから」とリーダーを任され、しかし現場でどうやってチームとしての開発を進めていけばいいのか悩んでいる方へ向けた、タイトル通りの「ゲームプランナーのチーム運営例」です。
【目次】
はじめに
第一章 あるプランナーの退職
第二章 炎上したプロジェクト
第三章 プロジェクトの立ち上げ
第四章 チーム運営企画書の作成
第五章 チームの立ち上げ準備
第六章 動き出すコアスタッフ
第七章 チーム運営開始
第八章 見えてきた道
第九章 チーム運営の要点
あとがき
<先輩に対するフォローも何もなかった会社。チームの同僚。
そして先輩という盾を最大限利用してしまった自分自身。
認めなければならない。僕は、奈南士先輩の力になれず、チームの力にもなれなかった。仕様を作った、ただそれだけのしょぼいプランナーだった。
そこから抜け出して、ビジョンを提示し、共有できるプランナーやディレクターになるには、どうしたって今までの仕事のやり方では無理だ。
……ならば、やってやろうじゃないか。仕事の進め方を変えてやる。僕なりの『チーム運営』を確立するのだ。>
第二章 「炎上したプロジェクト」より
第一章から第八章までは、架空のゲームプランナーである「伏野誠太郎」を主人公として、チーム運営をテーマとした物語を展開。
炎上プロジェクトの果てに慕っていた先輩が退職してショックを受けた彼は、かつて出向先で知り合った他社のプランナー・早見雪乃を頼って、「チーム運営」とは何かのアドバイスをもらい、仕事の進め方を変えるべく動き始めます。
第九章では、それまでの内容を踏まえ、改めてチーム運営の要点を絞って解説。
ゲームプランナーのみならず、セクションリーダーを任された方にも参考にしていただける一冊です。
※本作は電子書籍です。
※2018年6月4日に第4版として改稿いたしました。
・誤字、脱字等の修正および一部用語の変更。