家族と迎える「平穏死」
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「このままでは危険です」と言われたらどうしますか?介護現場の「声」から見えてくる、何もしない洗濯は、美しい最期
今や「4人に1日が老人」の超高齢社会、世界一の長寿国の日本。
認知症患者は300万人、予備軍は400万人を超えるといわれています。
誰もが、遠からず迎える介護と看取り。
そのとき、家族が直面するのは「このままでは危険です」と言われたとき、どうするか?
特別養護老人ホーム「芦花ホーム」の看護師、介護士、生活相談員、理学療法士、管理栄養士、歯科衛生士などが、
豊富な知識と経験を経てたどり着いた、「平穏死」に向かうための介護と看取りの心得とは。
介護とは、たくさんの選択を迷い続けて、看取りに至るまでのプロセスです。
「する」ことと「しない」ことの選択のヒントを、わかりやすく紹介しています。
平穏死は、美しい最期。
それこそが、家族みんなが後悔しない選択ではないでしょうか。
おもな内容について
◎高齢者の身体機能に「V字回復」はない
◎生きるために、飲まなければならない薬はない
◎胃ろうをつけても誤嚥性肺炎になる事実
◎老人の体をいじめる「水分」と「栄養補給」
◎唾液を出やすくする「健口体操」
◎「救命」が「延命」にすりかわる
◎家族の「情」が本人を苦しめる
◎「何もしない選択」こそ、きれいな最期
◎家族を癒す看取りとは ……など。