現代語訳 南総里見八犬伝 全訳(一): 肇輯 巻之一~巻之五 (第一回~第十回)
価格: ¥0
(2017年10月 改訂版(無料アップデート版)にて挿し絵・図版の追加ほか。)
現代も『八犬伝』『里見八犬伝』のタイトルで多くの作品が翻案され、親しまれている『南総里見八犬伝』。
だが、1814年より28年の歳月をかけて刊行された、全98巻(全180回)にも及ぶ大作故に、原作そのものの本筋はあまり知られていない。
そこでこのたび、『南総里見八犬伝』を現代の人々にも手軽に親しんで頂くべく、平易な文章で訳した。
なお、曲亭馬琴が序文で触れているが、原作ではことわざや慣用句などが多く使用されており、また、文章のテンポも良い。
そういった点は、可能な限り原作の雰囲気を残すよう努めている。
また、挿し絵もオリジナルの図版を参照し、“現代語訳”に当たるとともに、理解の助けとなる地図や参考画像も多く取り入れた。
本編は、第一輯となる初輯(第一回~第十回)を収録。現代語訳で省略されがちな序文や後記も訳出。以下続刊予定。
全本と成すことは二、三年の間にしようと思う。
※多くの方に触れて頂けるよう、低価格にて公開中。