新スマートグリッド 電力自由化時代のネットワークビジョン (電気新聞ブックス)
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スマートグリッドは、次世代の電力ネットワークを支える社会インフラ技術として期待されています。
本書はスマートグリッド研究の第一人者である東京大学教授の横山明彦氏が、電力ネットワークの視点から、スマートグリッドを定義し、最新動向を紹介するとともに、技術的課題や海外の現状などをまとめた最新のスマートグリッド解説書です。ベストセラーとなった前著『スマートグリッド』から5年、現状を反映し全面刷新しました。
各地で行われている様々な実証試験により、スマートグリッドの技術開発は日々、進んでいます。また実際に、スマートメーターの導入が始まったり、太陽光発電や風力発電の導入が進んだことで電力ネットワーク上の問題が発生したりしています。一方、2016年には電力小売りが全面自由化されるなど電力システム改革も進展。電力ネットワークを取り巻く環境は、今、大きく変化しています。
本書は、こうした変化の中で、なぜ、どのようなスマートグリッドが求められるのかを、分かりやすく丁寧に解説しています。
スマートグリッドとは何かを知りたい、スマートグリッドと電力ビジネスの可能性を探りたいなど、電気や電力ビジネスに関心のある方におすすめです。
(役職名などは書籍発行当時の情報です)
<目次>
第1章 スマートグリッドの今
第2章 スマートグリッドを定義する
第3章 日本版スマートグリッド最新動向
第4章 スマートメーター
第5章 海外の動き
第6章 電力システム改革とスマートグリッド
第7章 実用化までに残される現実的課題