考え方から具体的な方法までまじめに書かれた本で、その気がある人には、必見・良い本だと思います。
ただリラクゼーションが要になると思うのですが、リラクゼーションに入る所が今一歩かと思います。リラクゼーションに入る方法は他の方法に頼った方が簡単でそれさえ習得出来ればとても有用な方法かと思います。

本を読んでいくうちに、まさしく自分に起こったことがここにかかれてあると思いました。自分の人生の選択の結果、今の病気に、見事に到達したのだと言うことがわかりました。私は生きたい。だとすればなすべきことは明白で、自分の生き方を変えていくこと、簡単なことではないけど、まずは点検。そして、頑固な私には難しいと予想されることも、やれそうだったらとにかくやってみる。だめだったら途中で戻ってくる、はじめから肩を固めずに、楽しみながら、今そのことにチャレンジできることを喜びながら。そうしたら少しだけ、余裕がでてきました。NPOからでているCDもよかったですよ。何回も聞いていると悲観主義が訂正されるような気がします。

臨床から導かれたリラクセーションとイメージ療法が具体的に解説されている。まったく初めて取り組む者にとり、わかりやすくかかれている。他書に無い「内なる指導者」の考え方は病気療法のみでなく、生き方すべてに通用する発想である。