疾走感があり、その中に「和」の部分が散りばめられた曲と吉岡さんの歌が合っていて良い曲だと感じました。
歌詞も「幾千の未来」の千の部分で雪村千鶴を「幾歳の契り」の歳の部分で土方歳三を思い浮かびさせ、アニメの事がちゃんと考えられた作りになっていますね。

私自身、歴史好きなのでアニメをチェックしていますが、キャラクターの見た目や内容はやっぱり女性向きだったりします。
ただ、この曲に関してはアニメを知らない人でも、幅広い意味で「和」が好きな人には受け入れられる曲かなと思いますよ。

個人的にはサビ前の速くなる所がすきです。

最終回まで毎回この歌で盛り上がりそうです。

「薄桜鬼 碧血録」のOPテーマです。
割とゆったりした曲調が多い吉岡亜衣加さんの楽曲の中では一番疾走感がある曲だと思います。

歌は詞も、声も、全体的に「自分の足でしっかりと生きていく意志」についてクローズアップしています。
もともと今回の薄桜鬼の「碧血」は函館山にある戊辰戦争の慰霊碑「碧血碑」から採用していると思われます。
碧血碑の言葉自体、「萇弘死于蜀，藏其血三年而化為碧」 という、中国の言葉から取っています。

「忠義を貫いて死んだ者の血は地中で三年経てば碧玉になる」

自分の生きてく意志を歌いあげているこの曲は、この「碧血」の名を冠した薄桜鬼の主題歌には相応しいのではないかと思います。

元気をもらいました。
私も頑張ろうと思えました。