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深海魚 暗黒街のモンスターたち

価格: ¥3,800
カテゴリ: 単行本
ブランド: ブックマン社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:尼岡邦夫/著 出版社名:ブックマン社 発行年月:2009年03月 関連キーワード:シンカイギヨ アンコクガイ ノ モンスタ-タチ しんかいぎよ あんこくがい の もんすた-たち、 ブツクマンシヤ ブツクマンシヤ 7514 ぶつくまんしや ぶつくまんしや 7514、 ブツクマンシヤ ブツクマンシヤ 7514 ぶつくまんしや ぶつくまんしや 7514 愛をささやく魚がいるってホント?頭の5倍の大きさの口をもつ魚ってどんなの?雄が雌に寄生する魚がいるって知ってた?奇妙な姿の深海魚たちが大集結!特異なパーツごとに260種の深海魚を分類・解説し、300点超の貴重な写真を収録。 第1章 暗黒の世界と深海魚第2章 モンスターたちのオンステージ(発光発音発電摂餌感覚運動繁殖防御 ほか)
全ページカラー。深海の怪物たちの生活とプロフィール ★★★☆☆
 深海という環境に適応して、陸上や浅海の生物とは全く異なる形質を発達させた深海魚。魚類学の重鎮である著者が、多数の標本写真とともに、その生理・生態を解説した1冊である。全ページカラーで、珍種・希種の貴重な写真も多い。ただ、野外での生態写真がほとんどないのが少々残念だった。
 構成は、分類学的な類縁関係ではなく、発光・摂餌方法・体形など共通する形質を持った種を一括して扱うという形を採っている。このため、異なる分類群に属する種が一箇所に集まったり、同じ種が複数箇所に登場したり、近縁種が別々の場所に出てきたりするので、図鑑として使用する場合には少し注意が必要だろう。他に、深海魚の調査や命名に関するコラムも各所に掲載されている。
 本書の特徴は、単に外見や行動の奇妙さだけではなく、その背後にある解剖学的・生理学的な特徴や、その機能についても詳しく解説されていることである。頭蓋骨の10倍近くも長い顎の骨を持ち、巨大な口で獲物を丸呑みにするフクロウナギ。チョウチンアンコウ亜目の一部に見られる、雌の体に寄生して生活する雄。長い柄の先に眼を持つ、『寄生獣』のキャラのような仔魚たち。…といったあたりは言葉で説明できても、表紙の写真にもあるラシオグナサス・アンフィランファスなど、うまく形容する言葉が見つからないほどの異様な姿(体長の半分以を占める頭部、巨大なタラコ唇に小さな三白眼、電気コードのような柄の先にある鈎付きのルアー、あちこちから突き出す意味不明の棘や突起…)で、こうした異形の生物の間に交じると、リュウグウノツカイも何の変哲もない普通の魚に見えてしまう。
 深海魚そのものについての教養書やイラスト資料のほか、SFやファンタジーの怪物をデザインする際のネタ元としても役立つ1冊かも知れない。
深海魚図鑑の決定版 ★★★★★
今まで読んだ深海魚の本で一番しっくりきました
写真も多く、読んでいて楽しかったです

深海魚に興味がある方は買ってみては?
図鑑としては、いいのかもしれませんが・・・ ★★☆☆☆
はじめて手にしたのは、本屋さんの店頭でした。「これは、買わなくては!」と興奮しました。でも、ページをめくると、その写真にがっかりしてしまいました。「みんな死んでる…」そう、底引き網などで獲られたと思われる標本の魚としての無残な姿だったのです。確かに、学術的な図鑑としては、正解なのでしょう。図書館で借りて読んでみると(迷った時は、図書館で借りてみて、確かめてから購入します。)、解説は、とてもわかりやすくて、素晴らしいのですが、どうしても、鰭がボロボロだったり、皮膚が剥け落ちてしまった魚たちの写真がイヤだったので、今回は、購入は、見送ることにしました。ハダカイワシ(この本では、ハダカイワシ科ですが)は深海ではハダカでは、ありません。また、多くの本などにあるように深海生物を怪物として扱っているサブタイトルも、感心できません。
深海版、お魚図鑑 ★★★★★
深海生物に関する書籍を挙げるときに、よく「潜水調査船が観た深海生物」(藤倉克則ら編著東海大学出版会)を引き合いに出しますが、あちらは研究者が研究成果をまとめた風の体裁で、文章などにとっつきにくい面があるのは否めない(お値段も少し張ります。)のですが、こちらの本は、我々が最も普通に利用するであろう図鑑類のような構成で、また写真が鮮明で、より親しみやすい本になっています。

他のレビュアーの方が書かれているとおり魚類のみの紹介で、また魚類は体の構造の関係で、生息域が意外に浅いらしいのですが、超深海域はまだまだわからないことが多く、ひょっとしたら、定説を覆す発見があるのかもしれませんね(トリエステ号のパイロットが1万メートル付近で魚類を見たという話もあるようですが。)。
貴重なカラー写真の数々 ★★★★☆
これだけ多くの深海魚の写真をカラーで見られる本は少ないのでは。体長や分布域、どのくらいの深度に生息しているのかなどの説明も充実している。いかにも「図鑑」という趣だが、雑学的なコラムも載っているし、内容は読みやすく勉強になる。

ただ「暗黒街のモンスター」と言うほどインパクトのあるデザインの深海魚は、表紙のラシオグナサスアンフィランファス(長い)、オニキンメやオニアンコウ、フクロウナギくらいで、その他は普通に魚屋さんに並べてあっても不自然ではない魚がほとんど(笑)。実際、後半には「食料になる深海魚」も紹介されている。

魚って太古の昔から基本形が完成されているせいか、意外と姿かたちにバリエーションが乏しく、もっと外見にインパクトのある怪魚を期待していたので、その点はちょっと残念。

あくまで深海「魚」であって、やはり生息深度は数百メートル中心で、深くても3000メートル辺りまで。それより深い深海域に棲むであろう深海「生物」全般を扱っている訳ではないので、その辺を期待している人は購入時に要注意。