みひろさんのAV作品はみたことない女子ですが、最近話題になってたので本を買ってみました。 みひろさんは表現者としては裸からスタートを切ったけれど、それは身も心も裸になって演じられるかっこいい女優になれる人でもあるということだと思うので、頑張って欲しいと思います。 昔の女優さん達は、作品のためにガンガン脱いでたと思うのですが、近頃の脱がない脱げない女優さん達は、ただのお人形さんみたいで何か嘘っぽいなあって思ってたところです。 真の演技者を目指すみひろさんを応援します。

某バラエティ番組で屈託のない笑顔を振りまく
トップ女優のみひろがなぜAVの世界に足を踏み入れたのか知りたくて購入しました。

主人公とその友人の物語が交互に展開することで、
物語全体に深みやリズム感をもたらしていると思います。
風景の描写などがとてもうまく、読んでいて驚いたところが
多々ありました。

切なさや気まずさ、嬉しさ、感激など様々な感情が詰まった本です。
親友とは何度も縁が切れそうになるのだけど、
浜辺で写真たてを直すくだりには、読んでいて胸が熱くなりました。

あと驚いたのは、彼女はAV女優の仕事が好きなんですね。
彼氏からのメールのくだりなど、この人は仕事に選ばれたのかもしれないと感じました。

興味本意で購入し、読み始めた。
しかし…その内容に、引き込まれていった。
文章に散りばめられた憂い、儚さ。
切なく…いつのまにか涙が溢れました。
みひろ…凄い「女優」

私はブログでこの『nude』を知り。
10代の私ははずかしながらも、大きな書店で買いました・・・

この本は本当に泣ける本です！！

一番になるのがどれだけ大変か・・・
改めて知りました。

本当に買って損はしない本です！！

世間によくあるお気楽なタレント本だと思って読むと、良い意味で裏切られると思います。

漠然と都会や芸能界に憧れる田舎の女子高生が卒業と同時に上京。街でスカウトされ、迷いながらもヌードの仕事をするようになるが、心の中では親友や恋人を裏切っているという後ろめたさを抱えている。

一方郷里に残った親友は彼女がヌードの仕事をしていることに衝撃を受け、彼女を理解できず、困惑し、怒りさえ感じる。

恋人や親友との葛藤、挫折感、様々な痛みを感じながら自分の決めたことは正しかったのか悩む主人公・・・

主人公とその親友それぞれの視点で交互に描かれているのも面白いし、その視点はどちらも作者自身の心の両面を表しているのは間違いないと思えます。決してＡＶタレントが片手間に書いたものとは侮れない、青春小説の佳作と言ってもいい作品だと思いました。