猫がうれしくなる部屋づくり、家づくり―猫と暮らす建築家が本気で考えた
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猫は外に出さず、避妊・去勢をして
一生を家の中で暮らすのが良いと最近は考えられています。
いわゆる完全室内飼育です。
交通事故や病気の感染、近隣への迷惑を防ぐためには、
そのようにするしか方法はありません。
でも、家の中では刺激が不足します。
猫が楽しめるような工夫を家の中に凝らしてあげたいと思うのは
飼い主の共通した望みです。
そこで、「猫と暮らす家の設計」を専門とする著者が、
考え方のコツを紹介したいと考えました。
実際に著者が六畳一間のアパートを借り、
DIYにチャレンジした中から生まれたアイデアは
身近な知恵として気づきを与えます。
さらに、マンションのリフォームや戸建て住宅の新築など、
著者がこれまで設計してきた家の実例写真をたくさん使い、
「猫のためのもっといい家」を考えるための材料を提供します。
猫が健やかに暮らせる環境を整えたい人へ贈る本です。
【著者紹介】
廣瀬慶二 (ひろせ・けいじ)
1969年神戸市生まれ。
神戸大学大学院自然科学研究科修了。
一級建築士、一級愛玩動物飼養管理士。
設計事務所ファウナプラス・デザイン代表。
ペット共生住宅の専門家として海外でも知られる。
2008年「住まいのリフォームコンクール」国土交通大臣賞受賞。
著書に『ペットと暮らす住まいのデザイン』(丸善出版)
『へぐりさんちは猫の家』(幻冬舎)がある。
【目次より】
◆chapter1 猫と暮らす建築家が教える「猫の家のつくりかた」
◆chapter2 賃貸アパートの6畳ルームをアレンジ「猫を迎える部屋づくり」
◆chapter3 既存住宅を有効に活用する「猫のためのリノベーション」
◆chapter4 猫と暮らす建築家が提案する「猫のための家づくり」