最近の研究によってアルギニンには重大な問題点があることが分かってきました。 ①アルギニンは消化管(のアルギナーゼ)でその多くが分解され摂取したアルギニンの2～5割程度しか体に利用されません。しかも持続性が短いです(4時間程度の持続性。1日6回程度の摂取が必要)（図１、図３）。 ②アルギニンは消化管以外にも体内(全身)にあるアルギナーゼで分解されるため、アルギナーゼ活性が高い場合〔年を取った時、生活が乱れた時、アルギニンを飲み続けた時(例えば3ヶ月程度以上)など〕、摂取後体内に入ったアルギニンはアルギナーゼによって分解され、アルギニンの働きが低下・消失したり、アルギニン不足でかえって健康障害を引き起こします〔図４（隠れていますので図３の大きな図をクリックしてください）〕。 ③アルギニンの最も重要な働きとしてNO(一酸化窒素)による働きがありますが、アルギニンからNOを生成するNOS(一酸化窒素合成酵素)は活性な酸素によって働きが低下するため、それが増加しているとき(年を取ったり、生活が乱れた時など)、NOSの働きが低下するためにNOの生成が減少しますので、アルギニン(NO)の働きが低下・消失したり、逆に健康障害を引き起こします。 問題点①、②はアルギニンと共にアルギナーゼ阻害作用を持つシトルリンを摂取することで解決できます〔図１、図５（隠れていますので図３の大きな図をクリックしてください）。関連特許：特許第5872636号〕。シトルリンは消化管や全身のアルギナーゼを阻害することでアルギニンの分解を抑え、アルギニン(NO)の働きを数倍以上に高めます(シトルリンは高くなったアルギナーゼ活性を正常レベルまで抑制します)。またシトルリンは体内で徐々にアルギニンに変換しますので、この部分は持続性(12時間程度)になります。最近のデータ等からシトルリンがアルギナーゼを十分阻害するには1日1000mg程度(あるいはそれ以上)は必要と考えられます（それより少ない量ではシトルリンの働きは弱いかほとんど示されないと考えられます）。またアルギニンとシトルリンの比率については1：1が望ましいと考えられます(人や動物による試験。図1など)。（特許第5872636号）。 問題点③はビタミンCなどによって解決できます。ビタミンCなどは活性な酸素によるNOSの働きの低下を抑制し、NOSを活性化します。そのためビタミンＣなどはアルギニンの働きを増強します(2倍程度)。 『アルギスーパーネオ』は上記のアルギニンの重大な問題点①～③を全て克服することを目的に開発された進化型・次世代型アルギニンサプリメントです(特許出願中)（図２）。本品はアルギニンとシトルリン(アルギナーゼ阻害剤)を1：1の比率(望ましい比率)で配合し、NOSの活性を高めるためビタミンC、ビタミンE、コエンザイムQ10を、さらに不足し易いビタミンやミネラルを配合しました(表1。各成分の働きについては表3を参照下さい)。これによって『アルギスーパーネオ』は摂取後すぐに働き、強力(アルギニンの7倍程度以上の働き)・持続的(アルギニンの3倍程度の持続性。1日2回程度の摂取で良いと考えられます)で、長期間(例えば3ヶ月程度以上)摂取し続けても働きが低下・消失することなく強力に働き続けることが期待できます(図2)。（詳しくは弊社ホームページをご覧ください）