人生ほどほど、80パーセント主義。
★★★☆☆
人生ほどほど、80パーセント主義。すべてを賭けても100を実現する場合はまれだし、求め過ぎると90パーセントでも不満が残る。同じ状況でも、満足できるか、不満に感じるか。その違いを決めるのが「ほどほど」という気の持ちよう。
そのほか「人間の価値は仕事の出来、不出来できまる」というような空気に対し、それにこだわるあまりに大切なもの(ここでは健康と家族)を失ってはならない、ということも主張しています。・・・少しは肩の力が抜けるでしょうか。
題名通りの読者を想定した本で、文中に難しいことは一切出てきません。著者および父・祖父の体験談が多すぎてやや食傷気味な感もあるけど、心のゆとりを作ろうという本はこのくらいの柔らかさが良いのでしょう。
三つの幸福を求めて
★★★★★
人間は生きていく中で疲れてしまうことがあります。特に数字で評価されて
しまう世の中で生きていると普通の幸せが見えなくなって来てしまいます。
人生で生きていくときの幸せは三点あると斎藤 さんは言われます。
1 心と体が健康である幸福
2 家族の幸福
3 ほどほどに財産がある幸福
疲れたと思うときに、おいしいご飯が家族とおいしく食べられることが本当の
幸せと感じる事が出来ると思います。
のんびりしたいときにお勧めの本です。
「ほどほど」と「心のゆとり」
★★★★★
「ほどほど」と「心のゆとり」がいかに大切かが分かる本。趣味、癌にならないための注意、非愛社精神の勧め、などなど、多くの項目はその二つから理解できます。確かに、疲れたと思うときは、その二つは忘れていて、そこを心掛けるようになったことが、本書の成果です。