入門テキスト 金融の基礎
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金融商品になじみがない大学生が最初に学ぶためにも
ビジネスパーソンが基礎知識を得るためにも
金融知識と金融経済事情のリテラシーを身に付けるための最初の一冊に最適のテキストです。
本書の構成--「はしがき」より
●本書では、金融論の基礎知識として、金融取引の解説からはじめて、家計・企業の金融資産・負債選択、代表的な金融商品、金融政策、国際金融に関する話題を4部構成で説明していきます。
●第1部では、金融取引と金融市場の概要を説明した後に、資金循環統計という統計を用いて誰が誰に対してお金を流しているのかを概観し、最後に代表的な金融機関である銀行、証券会社、保険会社の機能を説明します。
●第2部では、家計・企業の金融資産・負債選択に関する基礎理論と現状を学びます。家計の場合は、貯めたお金をどんな資産に分けて、どの程度の危険を冒せば増えていくのか、という問題が中心になります。企業の場合は、お金をどうすればなるべく安く借りてこられるのか、という問題が中心になります。
●第3部では、代表的な金融商品市場の現状と金融商品価格の決まり方を説明します。まず、国債を中心とした債券市場について説明した後に、株式市場、デリバティブ市場について説明します。
●第4部では、グローバル経済と金融政策について説明します。まず、日本経済、そしてグローバル経済と日本経済との取引を記述する統計である国民経済計算と国際収支について説明したうえで、外国為替市場、為替レートの決定理論、中央銀行の業務、金融政策の目標・手段・効果について説明し、1999年以降の金融政策に関する説明をします。
【主な内容】
序章 入門テキスト 金融の基礎の概要
第1部 金融取引・金融市場と金融機関
金融取引/金融取引・金融市場/日本の金融取引と資金循環統計/銀行の機能/銀行と信用創造/銀行の安全性/証券会社/保険会社
第2部 家計、企業の金融資産・負債選択の理論と実際
複利計算/収益率・割引現在価値・期待値・分散・共分散/家計の金融資産選択の理論/家計の金融資産選択の実際/企業の投資、資金調達の理論/企業の投資、資金調達の実際
第3部 代表的な金融商品市場の現状と金融商品価格の理論
日本の債券市場/債券価格の理論/日本の株式市場/株価の理論/デリバティブ
第4部 グローバル経済と金融政策
国民経済計算・物価指数・国際収支/外国為替市場と国際通貨制度の歴史/為替レートの決定理論/中央銀行の業務/金融政策の目標と手段/金融政策の効果/1999年以降の金融政策