初の野球ゲームとして歴史上には残るが、現代の視点で見るとツライ点ばかり・・・。
★★☆☆☆
「ファミスタ」発売前までの唯一の野球ゲームです。
球団は選べても「選手による能力差」が無いため、意味はありません。
さらに守備側はタッチプレイで塁上のランナーを追い詰めることが出来なかったり、外野はほとんどオート守備だったりと、システムがまだまだ未整備。
今となっては「遊ぶ価値」はなく、暇つぶしするにもツライ内容です。
元祖野球ゲーム
★★★☆☆
野球ではなくベースボール(欧米化!)ですが日本の球場でしょう。ファミスタが出るまでは野球ゲームといえばこれしか思いつかないほどポピュラーであり、スポーツゲームといえばカセットビジョンでしか知らなくファミコンを初めて見てこのゲームに衝撃を受けた人達は自分を含め沢山いた事でありましょう。
シンプルで殆ど演出のない動く野球盤のようなゲームですがそれでも当時の小学生達はみんなで集まって盛り上がったものデス。当時と違い今対戦してもどこかの漫才コンビのネタを見た時のように乾いた笑いが出るだけかもしれません。( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
現在の野球ゲームでもこのスタイルを踏襲したものが殆どでありやはり野球ゲームの基礎の7割はここで出来上がっている所は流石は任天堂、ファミコンといえど侮れません。
レトロ野球ゲーム
★★★★☆
任天堂がファミコン初期に出した野球ゲーム。ミリオンヒットを記録しました。
視点はすべて真上からの見下ろしで、「ダイヤモンド」と「グラウンド全体」との二場面切り替え式。ピッチャーは球速3種と左右カーブのみでバッターに挑む、完全な二次元対決(フォークボール無し)です。打球を追うのはオートなのでゲーム初心者も安心でしょう。
固有選手名は無し、選手間の能力差は無し、スタミナの概念は無し、よって選手交代も無し。ついでに、エラーの概念も無し(※イレギュラー要素によるエラーは無いという意味。ベースカバーの居ない塁に送球するなどすればエラーも可能)。
レトロ
★★★★☆
普通のベースボールとは画面といい遅さといい、初めのころのゲームがこれほどまでに単純に作ってあったのかと思い知らされます。投球、打者、守備が一画面にいる状態でゲームが進んでいるような錯覚を覚えます。内野にボールがあるときはダイヤモンド全体を、それ以外では球場全体を映しているのが愉快。