ADHDの集中術。ADHDの著者による集中力がない人のための集中メソッド。10分で読めるシリーズ
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さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の16ページ程度)
【書籍説明】
本書がどのような本であるかを語る前に、少しばかり著者の自分語りをさせていただきます。
私はASDです。
こう言っても今一つ伝わらないと思います。
医学的な診断は『自閉症スペクトラム症候群』。
こちらも聞きなれない言葉だと思います。
もっとも、自閉症と言う単語は聞いたことがあるかもしれません。
しかし、自閉症と自閉症スペクトラム症候群は別のモノです。
ではもっと、皆様の聞きなれた言葉にしましょう。
『アスペルガー症候群』
これだと、聞いたことのある方は多いと思いますね。
そしてもう1つ、
私はADHDでもあります。
私のように、医師から診断を受けた人や、教職・養護系の職に就いている方、またそれらの勉強をした方は耳にしたことがあるだろうと思われますが、一般的には聞きなれない単語だと思います。
日本語では多動性注意欠如障害と言われています。
私が、この診断を受けたのは、大学三年生の時でした。
私は、自分自身を「変わった人間」だとの自覚はありました。
良く言えば個性の強い人間でした。
小学校の頃からその特性はあまり変わっていません。
しかし、日常生活は何不自由なく送ってこられたのです。
高校は学年でも上位の成績で、クラスでも常に一桁の順位。
大学へも無事進学し、取得単位も問題がない、そんな時期に発覚したのです。
発覚に至る経緯は少し長くなるので、割愛いたしますが、私自身は診断を受けて、腑に落ちるものがありました。
色々なモノへの理由が明確になったからです。
さて、本題へ。
本書がどのような本であるか、についてです。これは私が自らの経験の元、集中力を持続させるために、行ってきたことを書き記したものです。
ASDやADHDの方の特性として、
集中しづらい・気が散りやすい、
と言ったものがあります。
また、自分がやりたいことや興味のあることに対しては集中しすぎて切り替えができない、と言ったものもあります。そういった面で悩みを持っている方へ、集中力を持続する方法を紹介して、悩みを解決して貰おう、というのが目的です。
私の経験の元、方法を紹介しているので、効果はあると思います。