特になんとなく会計に対する苦手意識をもっている自分にとって、
会計が判断の産物であり、決してありのままの企業情報でないこと
--だからこそ会計を「読む」スキルが必要であること、を説いて
くれるあたり、目からうろこが、、、会計に対する苦手観をとりはら
ってくれた。
財務情報からスタバとドトールの経営戦略の違いを読み取ったり、単なる
指標の読み方入門に留まらず、生きた会計の読み方を教えてくれるのも
イイ。
なお、依然として会計学というものがどういうディシプリンで「学問」
しているのかわからない自分だが、本書を読んで、ふと、会計学の学会
というものが気になった。
読みやすかったのは、確かです。薄いわりには、結構びっしり、内容濃く説明してある印象の本でした。本当にぜんぜん会計しらなくて大丈夫かな?、気合がいるかも、です。
業界による違いなどの薀蓄も時々出てきて、参考になることが多かったです。