ヤマケイ文庫 山人たちの賦 山暮らしに人生を賭けた男たちのドラマ
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失われゆく「山の民」の足跡を辿るルポルタージュ。
作家・甲斐崎 圭 氏が1986年に山と溪谷社より上梓した名作を文庫で復刊。
底本に一編を加えた13人の「山の人生」を、冴えた筆致で活写。
目次
プロローグ 山また山。そして、人…
北の山の羆撃ち・行方正美(北海道)
北の涯に森の声を聞く・青井俊樹(北海道)
阿仁のマタギ・松橋時幸(秋田)
絶壁の岩茸採り・松本源一(群馬)
白馬岳のボッカ・太田健三(長野)
浅草生まれの山小屋主人・嶋 義明(長野)
イワナの養殖師・池田留雄(滋賀)
修験者の宿坊守・五鬼助義价(奈良)
大峯に賭けた父と子・赤井邦正(奈良)
最後の木地師・新子 薫(奈良)
北山の老猟師・勝山倉之助(京都)
京都修道院村・日向院主と八人の村人(京都)
職業的釣り名人・松岡武雄(岡山)
エピローグ