カジノ旅打ちに出かけたくなる本
★★★★★
日本にカジノがない以上、
合法的に楽しむなら海外に出かけるしかないわけですが、
費用的になかなか難しいのが実情。
そんなときは、この本を読んで気分を紛らわせます。
海外で思う存分カジノを満喫している著者がうらやましくなる本。
臨場感たっぷりの描写がいいですね。
今はラスベガスが人気ですが、
ヨーロッパカジノのよさに気づかせてくれます。
安藤福郎氏、室伏哲郎氏、そして本書の黒野十一氏と、
日本でカジノを語れる方々が次々と亡くなってしまう。
ご冥福をお祈りすると共に、早く日本でカジノが解禁されることを願います。
異国の異国性
★★★★☆
日本人がみんな行く安全でキレイな観光地とは違って、カジノに何やら怪しい感じがするものです。
西欧はもちろん、通常なら行こうともしない東欧、東南アジアのカジノ体験がいっぱい書いてあります。
そういう意味ではガイドブックやパック旅行では味わえない異国のローカリティーをより際立たせています。
(この本ではあまりラスベガスが描かれていない理由がよく分かりました)
こんな世界旅行もあったのか
★★★★☆
世界旅行案内書としても実に楽しかった。カジノなんて手の届かないもの、と諦めていたのでせめて読む楽しみ、と思ったところ、手ごたえ十分。面白かった。読み終わって豪華な世界旅行を終えた気分、ギャンブラーになった気分、なれる気分、スリリングで手に汗握る非日常を満喫した。これが普通のサラリーマン氏の著書であることに驚く。