小さいほうのファンブックも持っていますが、こちらの方がやはり内容が濃いですね。
アニメ第一期をこれからご覧になる方やには分かりやすい解説書として、すでにご覧になられた方には、二期のベースとなる一期のおさらいとして読んでいただく事をオススメします。
ストーリーの流れや人物相関図が分かりやすく、且つ『ネタバレギリギリ』な内容が一番のオススメポイントかもしれません。これから見る方は『えっ？』と思い、すでに見た方なら『なるほどね』と思うのでは無いかと思います。
あとはビジュアル面での充実度も高いです。物語のハイライトシーンや、キャラクターの衣装のバリエーションも収録されています。個人的に雛見沢の背景が沢山収録されていたのは嬉しかったですね…見ているだけで雛見沢に迷い込んだような気分になれました。他にも雑誌に掲載された描き下ろしイラストも沢山収録されていて、とても見ごたえのある一冊だと思います。

今冬発売予定のＰＳ２ソフト「ひぐらしのなく頃に」を購入
しようかどうしようか迷っているうちに購入しました。
コミック漫画もテレビアニメも見ていなかったのですが、
この本を読んで、ほとんどの事は理解できたように思います。
キャラクターの解説や事件の詳細は、カラーページでとても
わかりやすかったです。
なかなか怖そうな作品ですので、ゲームソフトも購入するこ
とに決めました。

アニメ版『ひぐらしのなく頃に』第１期の内容を対象とした解析書籍です。以前他社から発行された同作品の公式ファンブックは、判型が小さい、ページ数が少ない、内容が中途半端と、かなり物足りない内容でしたが、こちらは「解析書籍」と銘打つだけあって、キャラクターやストーリーに対する掘り下げがかなり徹底しており、アニメ版ファン向けのムックとしては実に興味深い内容となっていますね。
但し注意せねばならないのは、あくまでも「第１期」の解析に限定している点。ご存知とは思いますが、『ひぐらしのなく頃に』のアニメ版第１期は、全８編の原作の内第６編までをアニメ化したシリーズであり、全ての謎が解き明かされ本当の意味でのエンディングが綴られる第７・８編は含まれておりません。この本は、その未アニメ化部分を紹介して全ての真相を詳らかにするものではなく、あくまでもアニメ内で投げかけられた謎や人物関係、事件の相関関係や背後関係等を、与えられた情報内で整理・分析する事を目的としています。故に第１期内で答えの出なかった謎を解き明かしている訳ではありませんのでご注意を。
とはいえメインキャラクターの相関関係や内面分析、各編にて発生した惨劇の構造解析、ストーリー毎の検証、キーワードの解説等、それぞれにかなり深い所まで解析した内容が綴られており、あの世界観に惹かれ、キャラクターに魅せられ、ストーリー展開にシビれたファンなら楽しめる内容である事は請け合いです。先日アニメ版第２期の制作が発表され、アニメ版にも回答が提示される事になりましたが、その解答を受ける前に問題点を整理するための資料として非常に役立つでしょう。
細かい事ですが個人的には、予告編のバックに流れていた意味ありげなテキストが全文紹介されているのが非常に嬉しかったですね。
濃すぎる版権イラストが評価を分けそうですが、それを差し引いても充分に楽しめる内容だと思いますよ。

この本では罪滅ぼし編最終話までの話の分析と、イラストギャラリーが多く
収録されております。
特に良かったと思ったところは各キャラの全身絵＋私服や巫女様衣装の
普段とは違った立ち絵などもあったので絵を描く時に参考になります。
ちょっと気になったのは…やたら、ヌードの絵が多かったことです。
しかも女の子同士。メガミマガジンという年齢制限を含んだところで
載せたイラストを誰でも見る可能性のある設定資料集に載せるっていうのは
どうかと思います。　女の子のファンも多いですし…
別に本を出せば宜しかったのではと思えてなりません…。