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Orchestral Mayhem

価格: ¥1,361
カテゴリ: CD
ブランド: Cleopatra
Amazon.co.jpで確認
これはひどい ★☆☆☆☆
これはおそらく、リンチ氏宅に泥棒が入ってラフミックスの状態のデモが盗まれ、それが何らかの経緯で誤って発売されたのだと思います。
いや、そうであってほしい。世界的なヒットアルバムがあるリンチ氏ならば、これが(自分の名義で)発売してよいものなのかどうかの判断くらいできるはずだから。
聞き所1:驚きのアレンジ
考えられないほどセンスの悪いアレンジ。ニコニコ動画レベル。
聞き所2:驚きのオケ
考えられないほどセンスの悪いオケ(打ち込み)。
聞き所3:驚くほど控えめなギター
このアルバムの主役は前述のセンスのないオケのようです。ミックスバランスが物語っています。残念ながらリンチ氏のギターはよく聞こえません。

まじめな話、リンチ氏の真骨頂は即興にあるので、メロを歌わせる能力はありません(その点では、世界トップクラスの「クラシックと相性が悪いギタリスト」です)。事実、引用されたクラシック曲は彼にソロを弾かせるための土台でしかなく、完全に死んでいます。年齢を感じさせないギター(いつものグギャーって奴)を弾いていますが、バックがクラシック曲である必然性はまったくありません。企画倒れです。

リンチ氏を知らない人へ:彼はもっとできる子です。ドッケン作品あたりを買ったほうがよいです。
リンチ氏ファンの方へ:オケがうざくてギターを味わうには向きません。やめたほうがよいです。
巨匠ファンは安心せよ ★★★★☆
「エリーゼのために」や「アイネクライネ〜」などの誰でも知ってるクラシックの名曲をジョージ・リンチがハードロック調に
アレンジした企画もの。
プロダクションが今いちで、音が薄っぺらいのが残念。しかもオープニング曲でのいきなりの80年代風キーボードアレンジに
不安がよぎる…。
だが、その後半あたりから聞こえてくるリンチ節にファンは安堵することだろう。
2曲目以降は弾きまくる巨匠のカミソリフレーズを存分に堪能できる。
ほとんど持てる技はすべて投入しているので、つまらない曲が並ぶ純粋なハードロックアルバムよりははるかに楽しめる。
ギターヒーローのこういう試みはウルフ・ホフマンやティモ・トルキ等がやってしまっており、目新しさはないが彼等
ヨーロッパ勢にはないアレンジセンスがみられることは確かだ。
とりあえず巨匠ファンは安心して購入してよいだろう。