「食える子」を育てる―週刊東洋経済eビジネス新書No.209
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2020年度の大学入試改革により、学力中心の教育は時代遅れとなりそうだ。
AI(人工知能)の台頭など科学技術革新に主導された産業や社会構造の激変を背景に従来にない発想が求められる。AIやロボットで代替できるスキルしか持たない人は働く機会を失うのではとの危惧もある。
「知識偏重・詰め込み型教育」から「ゆとり教育」へと変遷し、その反省が正解がない問題や未知の状況に対しても論理的に判断を下す力=「考える力」へと回帰したのだ。
本誌では考える力やプログラミングの塾など最新の教育現場をリポート。学びの選択肢の知識は、親として必要不可欠である。
本書は『週刊東洋経済』2017年2月11日号掲載の26ページ分を電子化したものです。
【主な内容】
21世紀の読み・書き・そろばん
大学入試は企業の採用試験のようになる
もうはじまっている「食える力」を鍛える授業
「夢と才能に火をつける」
それでも根強い偏差値で測る学力信仰
成毛眞の授業参観 STEM教室
【対談】STEMが開く教育の新地平
英語でロボット操作を学習【インタースクール】
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私がSTEM学校を作った理由
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ハマる姿を子どもに見せる
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