この作者の作品に女の子はいなかった…一人もな…
★☆☆☆☆
タイトルは「激しさ的な意味」ではなく「下品的な意味」です。
(貞操観念とかそれ以前過ぎる話です)
実は私、この作者の作品は殆ど網羅してます。そして購入後に残るのは例外無く
「どうしようもない位の後悔と自己嫌悪」です…
にも関わらず同じ愚を繰り返すのは…何故なんでしょうかね…?
刷り込み的な慢性?とか無理矢理思い込んでます。
「自分はとことんどうしようもない生き物だ」的な自虐感がお好みならどうぞ…。
※あくまで個人的極まりない意見です。
繰り返しますが「下品」に耐えられないならこの作者の作品は止めておいた方が無難です。
例え男受けが好きであってもです。「下品」が全てを凌駕しています。
作風等に関しては書くまでもないでしょうから割合します。
以前の勢いが感じられない・・・
★★☆☆☆
デビューから2〜3冊目までは、男女ともキャラの年齢設定が低く、
若いながらも経験豊富な女の子が、童貞の男の子を小馬鹿にしながら、
ヤりまくるという感じで、重版ラッシュのヒットでしたが、
本作ではタイトルとは裏腹、童貞ネタは尽きてしまい、息切れ感があります。
まず昔発表した作品の数年後(当然、キャラは歳をとっている)を描いていたり、
かなり年上の家庭教師への恋など、どこかメルヘンチックというか、
「童貞遊戯」というタイトルに相応しくない内容が多いです。
旧作品ではイケイケ状態の女の子がストーリーを引っ張る展開が多かったのですが、
本作では、むしろ男の子が主体のほろ苦いような展開が多く、それに伴い作品自体の
パワーが感じられず、残念ながら以前の勢いが感じらなくなってしまいました。