グラフィックというだけあって、ほぼ半分のページは実験内容の図説や、結果のフィギュア（図・表）が占めています。ほとんどの記述にイラストや実験結果のグラフ等が示されているので大変理解しやすいです。学習心理学という題ですが、実験対象は何ヒト（幼児など）に限りません。動物を用いた実験も主流ですし、そのことについてももちろん記載があります。
欲を言えば、説明記述箇所とイラストを見開きで一致させたものであれば見やすかった、ということでしょうか。しかしながらこのことは図説が非常に多いため、仕方のないことでしょう。