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モンティ・パイソン大全 (映画秘宝コレクション)

価格: ¥2,940
カテゴリ: 単行本
ブランド: 洋泉社
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楽しようと思った私がバカでした。 ★★☆☆☆
モンティ・パイソンは言うまでも無く1970年前後のイギリスで生まれた超名作であり、日本のコメディ、というかお笑いに与えた影響も計り知れない。たぶん。
というような話はどうでも良くって、単純にバカバカしくて面白くて、見る側の教養を試すようなところがあるのが特徴。だと思います。

問題はこの最後の点で。教養というか何と言うか、たとえばこの時代のイギリスの社会状況を知らないとイマイチ面白さが伝わらないスケッチも結構ありますし、イギリス人なら常識的に知っていること(なんでしょうね、多分)、たとえばネルソン提督の最期の言葉とか・・・を予め分かってないと、勿体無い。

というあたりを上手いこと説明してくれている書物かと思ったのですが・・・期待の半分以下、でした。「良識党」「バカ党」が出てくるスケッチをご存知でしょうか?これ、どっちかが保守党で、どっちかが労働党なんですね。きっと。で、どっちなんだ?と思いこの本を読むと・・・「どっちかが保守党でどっちかが労働党」って(笑)そりゃそうでしょ。そんなことは読まなくても分かる。

スケッチによって解説の詳細度にムラがあるのは、著者の知識のムラが反映されてるのかしらん。と思わざるを得ない。

まあ・・・体系的なモンティ・パイソン研究書だと勝手に期待したわたしがバカでした。もう、自分で調べてやる(笑)
価値ある一冊 ★★★★★
パイソンで本当に「笑う」ためのガイドブック。当時のイギリス人がなぜ「笑」って、「ショックを受けた」のかを追体験するために、この本は貴重です。

客観的な理解や分析ではなく、「もっと笑ってもらうため」という意図で書かれた解説というのはあまり無いのではないでしょうか。著者の職業・放送作家さんならではの発想かもしれません。各分野での知識がある方には、「浅い」「ちょっと違う」と思われるところもあるかもしれません。けれど、真正面から、地道に全編(!)を解説というのは偉業だと思います。

そして・・・解説を読まずとも今でもとにかく笑えてしまうし、笑いの後に知的興味を引き出す、というのもパイソンの凄いところですよね。

とりあえず、もっとけ ★★★★☆
良くできた本だと思います。
皆さん、賛否両論ありますが、DVDを見ながらこれを読み、これを読みながらDVDを見る。
スケッチの説明よりも、それを取り巻く環境・背景が見えてくることは、これまでさんざん見倒したはずのモンティのスケッチに、何か新しい発見があったりする・・・・・場合もありますから。
「モンティ・パシオン・スピークス!」と併せておすすめ ★★★★★
各スケッチの元ネタがニュースソースによって異なっていたりして。
「大全」14p.は「死んだオウム」はマイケル・ペリンの実体験と
紹介していますが「スピークス」226p.だとダグラス・アダムズが
「ジョン・クリーズが不良品のトースターを売りつけられて苦情を
出かけた時の話で、グレアム・チャップマンが『退屈なスケッチだ
よな。トースターをオウムに変えたほうがいいんじゃない?』と
言い出して変更した」と話しています。
あと「スピークス!」だとマイケル・ペ”イ”リンになっていたり
人名表記が微妙に異なっていたりしますけど、翻訳なさった
須田さんほど英語力がないので文句言えません(笑)。
実質、日本で入手可能な「ちゃんとした」パイソン本ってこれと
「スピークス!」だけなので、感謝して拝読しております。

実際、作品と切り離してこれだけ読んでも本当に笑えますよ!

賛否あるでしょうが、便利です ★★★★★
モンティ・パイソンには、ただ見て爆笑できる、例えば「バカ歩き」や「変な声の警察署」のようなネタも多い反面、異文化の地の笑いゆえに、何が面白いのか?とツボがわからないスケッチもある。
笑いを解説すること自体ナンセンスかもしれないが、私自身はこれを読んで、「そういう毒だったのか!」と初めてニヤニヤできた部分がたくさんある。
英国人にしかわからないネタの意味、時代背景の説明などが、大変便利な参考書。
「例えるなら○○・・」という例えにはちょっとクドさは感じますが、読んでから作品を観なおしたら、笑いのツボが増えました。