出来に関しては問題ないのですが、張飛を新たに作るなら、前回の張飛は要らなかっと思えます。

最初に作られた張飛とアニメ化で作られた張飛がほとんど同じで、短期間でまた張飛…、しかも次は馬付きで発売、それを考えると同じキャラが何体もあって新鮮味が欠けます。

出来は良いと思うので張飛ガンダム単体で欲しいと思う人にはお勧めです。

真雷装張飛ガンダム

脛（？）のパーツが陸遜ゼータプラスのような構成になっており、
後ろ側に肉抜き穴が無いようになっています。

今回の張飛ガンダムには兜飾りと足の金色のパーツに
細かい彫りが無いので、塗装派にはラッキーかと思います。

胸の鎧は周瑜ヒャクシキのように、
左右から挟みこむ方法に変更されています。

鎧が尖っていてポーズを取らせようとすると
あちこち干渉してしまい、可動範囲は狭目でしょうか。

以前の関羽、張飛ガンダムには表情のついた手が付いていましたが、
今回は握りこぶしのみ。
微妙にモールドが追加されていますので、
他のキットの手のパーツを使うと多少違和感があるかもしれません。

主人公組の一人、張飛ガンダムのパワーアップ版キット。

ノーマルに比べデザインがより力強いものとなり、武器を含めて完全新規造形となっている。
また、肩鎧が後ハメ化されているため、鎧を着せ替える際に分解する必要がない。
これは龍装 劉備、鬼牙装 関羽にも言えることで、鬼牙装 関羽の鎧と、このキットの鎧を龍装 劉備に装着させることで新たな三位一体形態となるための措置で、プラモデルの作例紹介などで紹介されている改良ポイントがデフォルトで備わっている。

ノーマルの三位一体と異なり、それぞれの鎧と装甲の一部を組み合わせて一つのデザインになることを前提に設計されているためまとまりがあって非常にカッコいい。

脚の可動範囲が唯一のネックと言えるが、最新技術で作り直された張飛ガンダムと考えればとても満足のいくキットだ。