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組込み現場の「C」プログラミング 標準コーディングガイドライン

価格: ¥2,394
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 技術評論社
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たまに読み返してみるのも良いなと ★★★★☆
この本はタイトルにもある通り「コーディングガイドライン」であるため、
何かプログラミングの特効薬が書いてあるような類の本ではありません。

書いてあることは、もうごく当たり前と言うか、
言わずもがな、というコーディングガイドラインです。

それでも、少し気が緩むと注意を忘れてしまいそうなことも書かれており、
たまに読み返してみるのも良いなと思いました。


僕は仕事で人が書いたソースコードを読むことも多々あるのですが、
それはもう、すごい書き方の人がいたりします。

コメントがない、変数のネーミングが適当、ネストが異様に深い・・・
もう何をしているのか解読だけで日が暮れそうなものもあります。

逆に言うと、この本に書かれていることを「当たり前」と思わない人もいるわけで、
やはり人と共同作業でプログラミングをしていくのであれば、
こういう本を見て、コーディングのセンスを磨かなければならないなと、
そう改めて思った次第でした。
チーム開発に携わるなら一読の価値あり ★★★★★
組み込み現場だけではなく、プログラミングによる開発に関わる人なら読んでおいて損は無い。
コーディングのガイドラインは本書だけが絶対基準となるわけではないが、主な方向性や規則等の癖は理解できるようになるだろう。
単行本程度の厚さではあるが、要点はしっかり押さえてあるので電車の中で読んだりするには適している。

言語を問わず、基礎知識をある程度身につけた次に読むべき良い本と言える。
道具があるとやる気になりますね。 ★★★★★
C言語でどういうプログラムを書いたらいいかは、OSなのか、C言語そのものなのか、アプリケーションなのかで違いがあります。OS、C言語は、CPUの依存部分を記述する必要があるため、特定のコーディングガイドに従うことは困難なことがしばしばあります。
アプリケーションでも、動的メモリを利用するかしないかで、2つのコーディング規則が考えられます。
また、規則があっても、道具がないと不便です。自分では、MISR-Cを勉強していたころ、ルネサスのコンパイラに付属していた評価版のチェッカをかけながら勉強しました。C言語なら、道具を使って確認していくのがよいですね。
本書は、付属のチェッカがついています。こういう挑戦がいくつもあると、切磋琢磨してよい方向へ向かうと思います。
Lintもありますが、使いこなす術を会得するまでが大変かもしれません。

特効薬ではないが ★★★★★
不満がないわけではないし,目新しいのでもないのですが,随所でハッとします.さりげなくですが,一環して主張しているのは,ガイドラインに縛られるのではなく,その本質を考えなさいということではないでしょうか?単なるノウハウ本では無く,斯くあるべしというルールでもなく,”What to”を明確にしようとしている.即効性はないがじっくりと効いてくるような本です.
付録のチェックツールも,使いようによっては有効ですが,それより,その思想が良い.
教条的でもアイロニカルでもなく,高圧的でもなく,大切なことが書かれているので,甘いですが,☆5つとしました.
書くためのガイドライン/確認するためのチェックポイント ★★★★★
 MISRA-C:1998以来この10年間、発表されるコーディング標準は100以上の詳細なルールで構成されるのが一般的になってるような気がします。「情報量が多すぎ」という組込み開発者の怨嗟の声はどこの現場にもあったと思います。
 『「C」プログラミング標準コーディングガイドライン』は、わずか66の「ガイドライン」にまとまっています。その中にコメントの記述指針まで入ってます。格段にコンパクトです。地味に凄い!これなら使えます!!
 その秘密は、書くために(少し曖昧でもいいから)頭に入れておくべきことを「ガイドライン」で示し、第三者がチェックするときに必要な(より客観的な)確認事項を「チェックポイント」にうまく配置したことだと思います。執筆陣の技術的力量にひたすら圧倒されます。
 書くためのルールとチェックするための細かいルールは一本化すべきだ、いや、書くほうの身になってみろ、といった議論でモメることは大昔からありましたが、なかなか答えは出ませんでした。(自分もまだ必須/推奨で悩み続けています。) 迷走するコーディングルール保守の「ぶれ」が、コーディングルールの形骸化を招くこともありました。
 コーディングルールの形骸化が進む(させざるをえない)多くの職場で、この本はきっと役に立つでしょう。福岡知的クラスタ(第1期)組込みソフト開発プロジェクトとご関係者の皆様、ありがとうございました。