ドナルド・トランプ 劇画化するアメリカと世界の悪夢 (文春新書)
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空虚なポピュリストか? それともアメリカの歴史に残る大統領 レーガンの再来か?
現実味を帯びてきた「トランプ米大統領」の誕生。
異端視される彼の孤立主義・反知性主義も、実は米国の“国是”であることを明らかにする。
【おもな目次】
<序章 トランプとレーガン>
道化師から本命候補へ/リアリティショー/生来の演技力 など
<第1章 トランプ家創業者はドイツ貧農>
ルーツ隠し/ゴールドラッシュ/故郷に錦を飾る など
<第2章 トランプをつくった男>
上昇志向を飢え付ける/鬼気迫るケチの哲学/人種差別の系譜 など
<第3章 トランプはやはり問題児だった>
教師を殴る/軍隊式学校へ/徴兵逃れ疑惑 など
<第4章 トランプの結婚>
婚前契約/ゲレンデの決闘/夫婦間レイプ疑惑?/根底に女性不信 など
<第5章 トランプのビジネス>
命懸けの家賃取立て/親の七光り/「無視よりも悪評がよい」 など
<第6章 政治家トランプの肖像>
「死刑復活」煽る/「黒人になりたい」/選挙戦で金儲け? など
<第7章 トランプと「怒りの時代精神」>
白人の反乱/アメリカの自虐史観/「逆差別」に不満 など
<第8章 トランプの宗教戦争>
行き過ぎたPCに反感/イスラモフォビアを梃子に/日系人強制収容は正しい? など
<第9章 福音派とトランプ>
動き始めた福音派/トランプの信仰/カトリックの謎 など
<第10章 「封じ込めドクトリン」>
「ネオ棍棒外交」の一面?/「トランプ政権」を願う中国 など
<あとがきに代えて 二一世紀の「アメリカ問題」>
壁を崩す人、築く人/ヒトラーとトランプ/トランピズムの来襲 など