"綺麗な表紙の絵本"
★★☆☆☆
【ネタバレあり】
知人に薦められて購入。
いろいろなレビューでも絶賛されている通り、とても美しい装丁です。
飾っておきたい絵本。
肝心の内容は、正直納得いくものではありませんでした。
最後のたくさんの星空に、安心するところ、
いや、きつねにとっての友達は、あの星であって、特別なものだと思うんです。
たくさんの星空だろうと、友達の星が見つからなければ、きつねにとっては、別物ではないでしょうか。
「あの星はこの空にきっといる」
、、果たしてあのシーンで、きつねは本当にそう思えるでしょうか。
いろいろな解釈ができるところが、絵本の魅力のひとつだと思いますが、
私にとってはもやっとする本でした。
希望の見える本と薦められましたが、心の深いところには届きませんでした。