サーファーが経営者になった理由・・・、IT屋が経営者である理由・・・
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●サーファーが経営者になった・・・
大学生のときは、『サーフィンをやりたいがために、会社を選ぶ』という考え方だった棚橋社長が、いろいろな人との関係を通して、(大学の先生やキム教授さま)現在デジタル・ネットワーク・アプライアンス(株)を設立し、『でじゃ』を開発されるまでに至ることを知り、改めて人との関わりの大切さを教えていただきました。
●社長本だけれども・・・
私が、現在まで読んでいた数々の社長が出版されている本(livedoor・堀江(前)社長やワタミ・渡邉美樹社長)では、(今現在成功している自分が)どう成功したか?を話していることが多く見受けられるのに対して、棚橋社長は、成功論ではなく、棚橋さまが本文中で書かれていたように『技術論・メディア論・コンテンツ論』を書かれていたことが、他の社長と異なり非常に印象的でした。
●難しいと思い込んでいた『IT』・・・
『IT』に詳しくない方(私は特にそうなのですが・・・)は「ITって難しいそう」「ITの本って読みにくい」っと思いますが、棚橋さまは本文中で『放送=路線・通信=道路』など、難しいものを身近なものに分りやすく例えて説明してくださるので、途中で投げ出さず(むしろ、非常に楽しく)『IT』や棚橋さまの考えについて学ぶことができました。また、人に物事を伝えるには相手の身近なものに置換えて話すことが、相手にわかってもらう近道の一つだと勉強させていただきました。
●IT屋が経営者である・・・
兎角、理系の人間(=技術屋)は文系の人間(=管理職)に使われていることが多い。しかし、この『IT屋』では、技術屋(=理系)が経営者である絶対的な必要性を教えていただきました。
***とにかく、読んでみたら面白さ、分ります。***