小学校でプログラミングを教える先生のためのコンピュータサイエンスの基礎: 隙間時間を使って1ヵ月でマスターする (レイジーラボ)
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本書はプログラミング教育の現場で「教える側の先生たち」にとって役に立つ、コンピュータサイエンスの基礎概念を、出来るだけ簡単に分かりやすく解説することを目指しています。
2020年新学習指導要領のプログラミング教育で「プログラミング的思考」を育むことがその重要なゴールとなっており、その目的のために現在様々な教材やカリキュラム、アクティビティなどが開発されていますが、それらの教材等を授業などで活用して行く上で、先生が把握しておくべきコンピュータサイエンスのおおまかな全体象と、それを構成する重要な概念を「コンピュータサイエンスの地図」というインフォグラフィックとして可視化しています。
この「コンピュータサイエンスの地図」を元に、それぞれの概念について3分程度で読める量で解説しています。それらの概念は、特定のプログラミング言語の特徴などには左右されにくい、より普遍的で原則的な考え方であり、一旦学ぶと例えば新しいプログラミング環境でも応用が出来るものです。
【目次】
はじめに
コンピュータと電気
プロセッサとメモリ
入力と出力
コンピュータシステム
ソフトウェア工学
ソフトウェア開発
デザイン思考
プログラミングとコーディング
ソフトウェア
計算(処理)
計算(処理)
情報(データ)
アルゴリズム
関数
制御
条件文
繰り返し
イベントハンドラ
式
ブーリアン演算
算術演算
関係演算
情報(データ)
変数
定数
データ型
データ構造
配列
データ表現
2進数
座標
まとめ
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著者・イラストレータ、ともにシアトルを拠点として活動するレイジーラボ(LazyLabo)という団体の中心メンバーです。
著者は米国マイクロソフト本社でシニア・ソフトウェア・エンジニアとして毎日ソフトウェア開発に携わっており、ボランティア活動などを通して地域の子供たちにコンピュータサイエンスを教えてきました。現在、レイジーラボでプログラミング教育のための教材の開発、翻訳、授業などでも活動しています。
イラストレータはトレンドマイクロ社など数多くのIT企業での勤務経験のあるセキュリティのプロフェッショナルです。タブレット端末を使って、技術的な内容をゆるくて可愛いイラストにしました。直観的に伝わるイラストでストレス少な目で読み進めていけるように工夫しています。