うちの娘はAV女優です (幻冬舎単行本)
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AV女優は、親も応援する普通の職業になったのだ。「裸を売る仕事」をめぐる親子関係、価値観の変容を浮き彫りにする衝撃作!
「お母さん、ごめんね。
……でもどうして、謝らなくちゃいけないんだろう。」
―――紗倉まな(AV女優)
「AV女優は別世界の存在ではない。
彼女たちの言葉には、常に現代社会が映し出されている。」
―――中村淳彦(ルポライター)
性業界には、現在の変化がもっとも速く、顕著にあらわれる。では、親が応援するAV女優が増えていることは、何を意味するのだろうか。
本書は、「カラダを売る仕事」をめぐる社会の価値観、親子関係の変化を10人のAV女優のインタビューから浮き彫りにした。
同時に、彼女たちの言葉をよりわかりやすく理解するために、「AVアイドルの存在」「ギャラの実情」「女性たちの好奇心」など、「AV女優の仕事環境」がわかるコラムを収録。
女性たちの生き様、性に対する価値観はさまざまで、一筋縄ではいかない。それは本書のAV女優たちの言葉にもあらわれている。ある人にとっては、たくましい女性たちに思えるだろうし、ある人にとっては、彼女たちの性に引きずられることにいたましさを感じるかもしれない。
ただ、彼女たちの徹底したプロ意識には誰もが驚かされるのではないだろうか。
ここに「親公認」が生まれる理由があるのかもしれない。
現代の性意識の最先端を読み取れる衝撃の一冊。
・「親公認」は売れるAV女優の必須条件。
・事務所へのお中元、お歳暮を欠かさない母親
・父の暴力とお金のない家。母を守りたい一心だった娘
・ファン向け動画についてアドバイスする父親
・不特定多数を相手にする風俗よりAVのほうが安心だという親
・52歳の人気AV女優が父親に打ち明けた理由……