まだ大学進学で消耗してるの?: ポスト「全入時代」の学びをデザインする。 (イケハヤ書房)
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こんにちは、イケダハヤトです。今回のテーマは「学び」。山奥のコミュニティスペース「だいちハウス」にて、面白い人たちを集めてお話しました。
登場人物はぼくを含めて5名。
1人目は、ぼくが住む高知・嶺北エリアで教育改革に取り組む瀬戸昌宣さん。アメリカの大学で10年研究者をやった末に、なぜか地域おこし協力隊として田舎に入り込んできた、嶺北の風雲児です。
2人目はNPO法人「DxP(ディーピー)」の今井紀明さん。定時制・通信制高校に通う、「しんどい状況」の子どもたちの学びとキャリアを支援する活動に取り組んでいます。
名前に見覚えがある方もいるかも…?というのも、だいぶ前に「イラク人質事件」がありましたが、今井さんは当時拉致された日本人の一人だったりします。辛い体験を超えて、今は若者支援に関わっているという、ドラマ溢れる人物です。「今井紀明」で検索するとインタビューや書籍が出てくるので、詳しくはそちらをどうぞ。
3人目は、ベンチャー企業「アオイゼミ」を経営する石井貴基さん。アオイゼミはスマートフォンを通して教育コンテンツを配信する、次世代の学習塾です。昨年11月にはKDDIやマイナビなどから2.8億円の資金調達を実施し、ぐんぐんと成長しています。今はスマホひとつで、受験勉強ができる時代なのですよ。
4人目はうちのアシスタント、矢野大地さん。彼はもともと教員を目指していたのですが、「自分がやりたいことは教員じゃない!」ということで、新卒フリーランス(もといフリーター)として田舎に移住。現在はNPOを立ち上げ、子どもたちの教育をはじめ、多様なコミュニティ活動に取り組んでいます。すばらしい男です。
最後はわたくし、イケダハヤトです。軽く自己紹介すると、東京を捨てて高知・嶺北に移住したブロガー・編集者です。スタッフ10人ほどのデジタルな出版社を経営している感じです。2016年は年商3,500万、利益は2,000万ほどで走っていきます。限界集落からでもビジネスは作れるのです!
そんな5人が、お山の上で「これからの教育」について2時間ほど語らいました。エキサイティングな時間を、どうぞ追体験してください。
【目次】
・アメリカから日本の田舎へ。
・無料で学べるオンライン学習塾「アオイゼミ」
・通信制高校の生徒たちをサポート。
・学校に何を求める?
・大学進学の未来はどうなる?
・入学年齢の多様化。
・ネットで教育は可能か?
・地方と都市の教育。
・「こどもが勉強しないんです。」
・これからの教育はどうなる?
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