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マルクス、エンゲルス革命論研究〈下〉

価格: ¥2,100
カテゴリ: 単行本
ブランド: 新日本出版社
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不破哲三のマルクス・エンゲルス歪曲 ★☆☆☆☆
不破哲三は、職業的詐欺師であり、この著作も、マルクスとエンゲルスを平凡な民主主義者に貶めるものである。くれぐれも不破の著作からマルクスとエンゲルスについてなにかが学べるとかんがえてはならない。
社会変革論の課題 ★★★★★
近代社会は資本主義的市場経済体制を確立し普及させて生産力を躍進させた。それは各分野での文明化と近代化、科学と技術の発展、教育の普及を促して人類社会を大きく進歩させた。
けれどもそれは各種の共同体を解体して利己主義を広め、資本による労働の支配と搾取、貧富の格差と生活の不安定、自然環境や人間性の破壊などを深刻化させた。
マルクスは資本主義社会の基礎構造と特徴を解明して、その変革の必要性を説いた。
不破氏の著作は、彼の資本主義変革論の形成発展過程を克明に分析して、その到達点を明確化しようとした労作である。
その後130年の間に資本主義は大きく発展し変容した。
列強による勢力圏拡大競争と植民地支配の拡大、第1次大戦・大恐慌・第2次大戦など多くの悲劇が生み出されたが、他方ではこれらの悲劇を背景に資本主義批判と社会・労働運動、民族解放や平和を求める運動が発展して、第2次大戦後は人権の尊重や参政権の平等を原則とする民主主義制度が広く採用される時代になった。資本主義の弊害克服のために多くの制度や政策が導入され試されるようになった。
資本が中心の社会を人間が中心の社会に変えていく上での大きな前進である。
またこの間には産業構造と企業構造の高度化と複雑化が進み、経済活動や企業経営の国際化も進展した。
今後はこうした社会の変化と経験を踏まえた社会変革論の構築が課題であろう。