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虹色の硝子 (角川ルビー文庫―タクミくんシリーズ)

価格: ¥540
カテゴリ: 文庫
ブランド: 角川書店
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いつ読んでもせつないわー ★★★★★
何度読み返してもせつないわー。託生くんが死んだお兄さんを思い出して辛くなったり、ギイが託生くんに初めて会った時の話しをちらっとしたりと、過去を振り返る話がでてくるんだよね。脇役の話の様で割と主役二人の大事な出来事も色々と書いてあるからファン必見です。
やっぱり素敵 ★★★★★
買っってすぐ読んだのはもう相当昔で・・・
自分も歳を重ねて、色々経験して、大切な人の死も経験して
久しぶりにまた読みましたが本当に素敵な本です。
タクミ君シリーズは何度でも読み返したい大切な本ばかりだけど
中でもこの虹色の硝子は本当に素敵。
虹色の・・題名も素敵です。本当にそう、思うから。
いつまでも大切にしたい本です
ラストが秀逸。 ★★★★★
個人的に、タクミくんシリーズの中で一番好きな巻です。
初期作品には通して懐かしいような切ないような雰囲気が漂っていますが、その切なさが表題作『虹色の硝子』ともう一編『初恋』はともにシリーズのなかでもっとも美しく描かれているように思います。
それはどちらも大きなものを失ってしまうところからくるものなのかもしれません。でもそれ以上に大切なものを手に入れ、やっぱりハッピーエンドなのです。
タクミとギイのお話ではないけれど、両方で二人がいい役割を果たしています。
特にそれぞれのラスト、タクミくんのモノローグがとても素敵な読後感を演出してくれます。
この二編の作品の最後の言葉で、私は本当にごとう先生を好きになりました。
タクミくんシリーズで外せない逸品☆ ★★★★★
ルビー文庫長寿モノ、タクミくんシリーズ5冊目!これ単品でもぜひ読んで欲しい逸品です。タクミくんシリーズは恋心に切なくなれる素晴らしい作品です。特にこの『虹色の硝子』は私の中でもシリーズのベスト3には入ります!なにもかも完璧なのに常に周囲の人達を思いやれる大人な高校生ギイと天然なのに時々はっとするほど鋭い感性豊かなタクミくんとの恋が山奥の全寮制男子校で綴られていきます。その脇キャラもいい!今回は一見目立たないけど周りの雰囲気を居心地よくする同級生の片思いがメインとなります。彼は難病に侵されて死期間近です。現実でもいい人ほど早く死んじゃいませんか?そんな彼が片思いを成就する…その過程が泣けます。自分が死んでしまうのに、自分を好きになってくれた愛おしい相手に好きと伝えていいのか。その葛藤が読んでて痛いほど伝わってきます。そしてそんな思慮深い彼からみた、ギイとタクミくんの関係を語るシーンも大好きです。
BLって恋愛のある種の究極型を表現してると思います。『この人だから好き!だから男でもかまわない!』って。すごい純愛。ファンタジー。でもだからこそ読みたいんですよね♪タクミくんシリーズはそんな純愛欲求をフルに満たしてくれます!本屋では入手しにくいです。ぜひぜひ!
キラキラ。 ★★★★★
純粋で純粋で。
読んだ後は心が癒されます。
BL小説はたくさんあるけれども
Hシーンばかり多いものが目立つ中
タクミくんシリーズは気持ちで読ませてくれます。
おおや和美さんのイラストが
パステル調の雰囲気をかもしだしてるのも大きいのかな。
ぜひシリーズ1作目からどうぞ!
はまる事間違いなし♪
BL情報局☆ ★★★★★
◎1993年11月30日発売◎                              2年生6人の内輪のパーティに、託生の恋人・義一が、1年生の超美形・森田徹を誘った事から二人のすれ違いが始まった。                          ギイの不用意な言葉が、託生を初めて傷つける―。                                   いつもと違うギイの心に隠された悲しい真実とは?全寮制男子高校・私立祠堂学院の、11年の恋物語。                             「告白」「Silent Night」を同時収録。                           シリーズ第5弾。                                       画:おおや和美
Dusk Library ★★★★★
タクミくんシリーズ第5作目。6月3日に読み終わりました。収録作品は、表題作の「虹色の硝子」、「告白」、「Silent Night」です。今回もまた切ないっていうか、ちょっとつらいです。「ごあいさつ」でごとう先生もおっしゃってますが、タクミシリーズで数少ない病気や怪我を扱った作品を収録しています。「虹色の硝子」はマジで切ないっすよ(;-;)電車の中で読んでて泣きそうでした。「告白」は最後はハッピーエンドなかんじで、良かったです。「Silent Night」は、「告白」の対になるお話で、貴之さんの強引さにちょっとめろめろ~です。