地方自治体は、多額のお金を扱っているが実は、かつての「出納」というルールに準拠してお金の収入・支出を行うという視点しかない。本来は、最適な調達、効率的な運用を目指すべきだが、そのようなリテラシーを持った地方公務員は我が国でもきわめて少ない。
　本書は、そんな地方自治体に求められているリテラシーがコンパクトにまとめられている。
　自治体の財布を握る財務責任者にとっては、きわめて有益な一冊です。

地方自治体の財政運営の現状や課題について、ファイナンスの視点から読み解いた画期的な本です。
財政学を学んでいる方には新しい視座を、実務担当者には財政運営の新たなチャンスを与えてくれることでしょう。