文芸カドカワ 2016年11月号
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研究にも人生にも行き詰まった女子と、世捨て人のような技術者は、ある夜--。『ロードス島戦記』の水野良がおくるサイエンス・ロマン!「ベテルギウスの夜」。 <人外>シリーズ第2弾、やる気のない市役所職員は苦情処理先でなんと“ご先祖様”に出会い!? 越谷オサム「泥侍」。満面の笑顔と慇懃無礼な毒舌、シャイロック山賀は今日もばりばり取り立てに邁進する! 中山七里「笑えシャイロック」。話題席巻うつ病脱出コミック。今回は待望のまとめ篇! 田中圭一「うつヌケ ~うつトンネルを抜けた人たち」。事件の中心にいるのは、悪夢だけを見て死んだ男。火村は彼をめぐる女性関係に注目する--。有栖川有栖「狩人の悪夢」。オーストラリアの小学生、ショーンがホームステイしているのは小さな老舗の和菓子屋。初めての日本は毎日が冒険の連続だ。 岩城けい「ジャパン・トリップ」。街は炎に包まれ、大切な人たちも死んでゆく。それでも、音楽は--。佐藤亜紀「スウィングしなけりゃ意味がない」。世界の美しさから自分だけが取り残されているような秋、少年が出会ったのは? 浅生鴨 「猫たちの色メガネ」。今月の執筆陣:赤川次郎/浅生鴨/有栖川有栖/五十嵐貴久/岩城けい/越谷オサム/今野敏/佐藤亜紀/鈴木光司/田中圭一/でんすけのかいぬし/中山七里/はらだみずき/細田守&浅井蓮次/水野良/夢枕獏