色々な紙をコラージュにして示している本。
紙集めの趣味は共通しているのに、コラージュのセンスが合わなくて、どうにも残念感。
書籍に使っている紙質も捲り辛いだけで、メリットが見出せなかった。

単純に考えても自分では絶対に集めることは出来ないので、
この手の本は非常に助かります。
「紙」という目の付け所も素晴らしい！

お菓子のつつみ紙やパッケージだけではなく、
世界の切符や路線図、切手やアンティーク風のポストカード、
レースペーパーなど、あらゆる種類や素材の紙が載っていて、
よくぞここまで集められたなぁと感心します。

コラージュ風の誌面もとってもオシャレです。
全てのページを見ているだけでもかわいいので、
自分のセンスアップにもなりそうです。

ページの一枚一枚が絵としても魅力的だと思います。
印刷やスタンプのかすれ具合も楽しませてくれます。
たかが紙ですが、されど紙！
大事にしたい一冊です。

店頭で一目ぼれして買ってから、ここ半年くらいずっとはまり続けている本。暇さえあれば何となく手にとってぱらぱら捲りたくなるので、本棚ではなく手近なピアノの上においてあります。
内容は、グループを組んでいる４人の著者が世界各国で気に入った紙をコラージュでまとめて、一言二言と共にただただ並べているだけ。エッセーのページがあるわけでもなく、割と分厚いこの本一冊ずっと紙が並ぶだけ。でも、楽しい（笑）
紙といっても、包装紙から、紙袋から、レシートから、切手から、チケットから、貼紙から、チョコレートの包み紙から、何でもあり。「紙」という質感を大事にまとめている気がします。
ピエブックスのこの系統の本は皆そうですが、余白がなくページいっぱいに紙が広がっているので、その中の世界に知らず知らずのうちに没入してしまいます。印刷されているのは全て同じ紙なのに、何となくそこに印刷されている紙の手触りまで伝わってきそうで・・・
ところどころ、素敵な紙が見つけられる雑貨屋さんや文房具屋さんが紹介されているのも嬉しいです。
紙、いい。

ペーパー好きにはたまらない、かわいい紙、切手、おしゃれなコラージュのオンパレード。
眺めているだけでかわいくて幸せな気分になる本です。お値段高め？って思うかもしれませんが、いつも手元に置いて見返すことができる本なので、買ってよかったって思います。
雑貨やさんや、可愛いお店のPOPなどの参考にもなります。