不況期の心構え
★★★★☆
不況期こそ、適切な淘汰が行われ、健全な企業が発展するチャンスであることや、
「ダム経営」の大切さ、などについて、12のテーマのもとに述べられています。
私は、最後の「治に居て乱を忘れず」という言葉を、座右の銘として、心に刻んでいます。
小冊子ではありますが、値段が手頃であり、考え方のエッセンスが凝縮されているので、
5点をつけたいところです。
しかし、収録されているCDは、ほとんどおまけ程度のものですので、
CD目当てで購入するつもりならば、失敗するでしょう。
不況に克つ! “PHPの悪知恵”
★☆☆☆☆
CD収録は一話だけです!
しかし、その事は何処にも書かれていません。
出版不況に克つための“PHPの悪知恵”と言うべきでしょうか。
この悪態を松下氏が知り得たとしたら、どのような訓話で諭されるのか・・・。
前作「仕事で大切なこと」が良かっただけに、極めて残念です。
増刷の際は、カバーにキチンと明記する事を期待します。
PHPの良心を信じています。
購入する前にCDの大きさと収録内容を確認しましょう。
★★★☆☆
【注意点】
ついているCDの大きさはシングルCDの大きさ(8センチ)です。
また、収録されているのも3分程度の”不況またよし”一話のみです。
私は早合点してCDの大きさはアルバムCDの大きさで、12話分入っていると思って買ってしまいました。購入する際はいちどご確認ください。
不況に打ち勝つためのヒント
★★★★★
”百年に一度の不況”という言葉が連日のように報道されている。この危機下で、どのような気持ちで仕事に取り組めばよいのだろうか。そんな心の迷いにパナソニック創業者松下幸之助氏が答えてくれる。本書は、これまでの氏の講演活動の中で不況に打ち勝つためのヒントになる演説をまとめたものである。全12話の講演要旨と、数分のCDがついて価格も税込500円。誰もが手に取って参考にしやすい価格帯である。著者はこの未曽有の危機の時代に生きていたら、腹をくくろうという勇敢な姿で改革に取り組んだのではないだろうかという姿が本書から浮かんできました。