誰がテレビを殺すのか (角川新書)
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ネットがここまで普及した今、テレビの存在感が年々薄れていることは誰もが認めるところです。
しかしながら、まだまだテレビの影響力は衰えていないのも事実です。ただし、テレビ自身が変わっていくことを怠れば、この先間違いなく「殺されていく」でしょう。
私が今、テレビ局の経営者になることがあったら、どんな改革に着手するだろうか……。
そんな発想に立ちながら、現在のテレビ業界の抱えている問題やそれらをクリアするための方策、そして未来について語っていけたらと思います。
本当にテレビは殺されてしまうのか。それとも生き残りに成功し、これからも視聴者を楽しませてくれるのか。
読者の皆さんも、これから先のテレビの運命がどちらに向かっていくのか考えていただきつつ、読み進めていただければ幸いです。
(「はじめに」より)