読みやすい上に深く追求してある!
★★★★★
レポート作成にあたって参考書として購入しました。
知りたいことが全てピンポイントで書いてあって、とてもとても有用でした!
重要単語や文章は太字になっていて読みやすく、言葉も比較的易しい。
表面だけでなく専門的な部分まで掘り下げてあり、それでいて幅広く充実した内容で
私のように動物の勉強をしている人にとってためになることばかりでした。
興味をひきつけるイラストや写真、分かりやすく表を用いた解説も良かったです。
私たちの身近に生息しているコウモリですが、日常生活の中で特にスポットライトを当てられる事はほぼ無いと思います。ほんとに知らない事ばかりでした。
価格もお安いですし、買って損はないと思います!
何で逆さまなんだろう?
★★★★☆
「逆さまなのにもワケがある」という副題に惹かれて読みました。
逆さまで暮らしていても大丈夫なわけがわかったので満足です。
エコーロケーションの説明は細かくされているが故に少し難しめでしたが、パルスのグラフがあって興味深く読むことができました。特に興味深かったのが、コウモリがえさをとるときのパルスとコウモリの行動を組み合わせて載せているところでした。
写真や絵でコウモリの姿をたくさん見ることができるので、コウモリを見に行きたい!という気にさせる本でした。コウモリってちょっと怖いイメージがありますが、結構かわいいです。
思ったより身近なコウモリ
★★★★★
夕方公園を歩くと鳥とは違う飛び方をするコウモリが何となく気になっていました。そんな事情から読んでみたのが本書です。私にとってはコウモリに関する初めての本でしたので、評価はあまり正確ではないかもしれません。ですが、楽しく読めました。
巻頭には写真が幾つか掲載されており、かわいらしいコウモリからブサイク(?)なものまで色々見られます。もちろん意味があって変わった形をしているのですが、それは本書を読んでもらうといいでしょう。写真ではわかりにくいものはスケッチになっており、より見やすくなっています。
私の興味をひいたのが、或るコウモリにおける母系集団の配偶関係です。また一つには、恐ろしいイメージのが強い吸血コウモリが、弱った仲間に吸った血を分け与えるという利他的行為をすることですね。一番恐ろしいイメージを持つにもかかわらず一番優しいのかもしれません。
ドラキュラのイメージで悪い者・怖い者扱いされるコウモリですが、本書を読めばイメージが変わると思います。良くも悪くも思ったよりも身近な生き物ですから、ちょっと知識を仕入れておくといいのではないでしょうか。内容は中学生には少し難しいところがあるくらいかと思います。