日頃から抗酸化物質の多いものを摂っていると、人によって状況は様々ですが、肌や目の具合も違うと感じるケースもあります。日常的に好んで食べれて抗酸化物質とビタミンやミネラルの総合ではベリーの王様といわれるものにカシスがあります。爽やかな酸っぱみがあるカシスは豆乳等様々なドリンク類との相性が良く食が楽しめり、抗酸化では注目度の高いアサイよりも味が良いです。

■ブルーベリーより豊富な栄養素
カシスはフランス語で、英語ではブラックカラント、日本では「黒房すぐり」と呼ばれています。北欧、欧米、トルコ、ニュージーランド等で多く栽培され、欧米では古くから民間薬、ジャム、カクテルのリキュール、ジュース、タルト、ムース、シャーベット、キャンディ等に使われています。ニュージーランドの紫外線量は日本の７倍で昼夜の温度差は１日で四季があるといわれる程激しく、その分ニュージーランド産のカシスは、自分を守る抗酸化物質やビタミン・ミネラルが多く他の地域のカシスに比べ微量な栄養素が特に豊富です。ブルーベリーやラズベリー・ビルベリーは抗酸化物質のポリフェノールやアントシアニンが食品の中でも特に多いですが、カシスはポリフェノール・アントシアニン・ビタミンＣ・ビタミンＥ・亜鉛・カルシウム・マグネシウム・カリウム等のビタミンとミネラル含めた総合ではベリー類では栄養素が最も多い特徴があります。ベリー類で最も抗酸化物質が多いものはマキベリーと言われていますが、味を含めた総合では、カシスの方が良さを感じる人が多いのかもしれません。