2007年、サッカーの「母国」イングランド代表の歴史を紡いできた旧ウェンブリーが生まれ変わった。勝利を祈念している「アーチ」が象徴的な新スタジアム――これからも「スリーライオンズ」はフットボールの聖地で、その歴史を紡いでいく。
スタジアム住所には1970~80年代にイタリア代表でも活躍したDFのガエタノ・シレアの名前が冠されている。シレアは1989年に交通事故で36歳の若さで亡くなり、そのため1990年に創設された前スタジアムの住所に冠されたというわけだ。
ミラノにある「サンシーロ」をモデルに改修されたというレアル・マドリードのホームスタジアム。常に観客で溢れる、その荘厳なたたずまいは、スペインを代表する首都を本拠地とするクラブにふさわしい。
2006年のドイツワールドカップのためにバイエルンに新しいサッカー専用場が完成した。それが「最も美しいスタジアム」の一つとも言われる、バイエルン・ミュンヘンと1860ミュンヘンがホームとするUFO型のスタジアムだ
他のクラブに先駆けて、1996年に建設された開閉式の近代的なスタジアムである。オランダの首都、そして欧州の強豪の一つであるアヤックスにふさわしい。サッカーファンなら一度は訪れておきたい場所の一つだ。