赤ヘル偉人伝 広島カープ黄金戦士かく語りき
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ミスター赤ヘル、鉄人、古葉監督、そして江夏豊までもが一堂に会した、最初で最後の記念碑的一冊!
広島東洋カープの黄金時代を築き上げた「赤ヘル戦士」12人を取材!
それぞれが1万字に及ぶインタビューで、自らの野球人生と野球哲学を振り返ってもらった、血と汗と涙の白球回顧録。
同一時代、同一球団に活躍した選手たちのみで構成されたインタビュー集は、プロ野球書籍史上初! 個性派揃いかつ鉄の結束で結ばれた「赤ヘル軍団」だからこそ実現したこの一冊を、リアルタイムで彼らのプレーに熱狂した歴戦のカープ男子たちはもちろん、マツダスタジアムに通うカープ女子、そして全ての野球ファンに捧ぐ──
・高橋慶彦「俺たちが強かった理由を教えるよ」
誰よりも努力し、自らの哲学を築いた「赤ヘル野球の申し子」である彼が語る、黄金時代の強さの理由。
・大野豊「我が選んだ道に悔いはなし」
軟式野球出身という異色の経歴ながら、カープ一筋22年間で最後まで全力投球を貫いた彼の戦いの日々。
・古葉竹識「僕がやりたかった野球」
Aクラス9回、日本一3回という黄金時代を築き上げた名将の言葉から「赤ヘル野球」の真髄を解き明かす。
・衣笠祥雄「懐かしき人生最高の日々」
不滅の連続試合出場記録を持つ鉄人にとって、世界記録や国民栄誉賞よりも思い出深いあの瞬間を振り返る。
・大下剛史「厳しいとは思わん。当たり前じゃ」
全身に闘志を漲らせ初優勝へと導き、引退後は鬼軍曹として次代のスターを次々に育てあげた彼の魂の源流をたどる。
・山崎隆造「自己犠牲という名の理想」
「赤ヘル野球」を、誰よりも美しく体現し、チームメイトから「天才」と称された男の知られざる素顔に迫る。
・水沼四郎「一球の重みと誇りを感じて」
江夏豊をリードし、ウイニングボールを掴んだ彼の証言とともに、広島中が熱狂した「江夏の21球」の激闘の記憶が蘇る。
・外木場義郎「あの日の熱投。全ては優勝のために」
「君が20勝できたら、カープに何かが起きるかもしれない」。栄光に向かって投げ続けたエースのマウンドに懸けた想い。
・小早川毅彦「憧れと重圧と理想。その戦いの記憶」
カープの選手たちに憧れる少年時代を過ごした彼が、背負った期待と重圧、追い求めた理想とは何だったのか。
・川口和久「勝つか負けるか。僕の勝負の美学」
「最高の勝利」と「潔い負け」をもって自分の生きざまを見せることにこだわり続けた彼の、勝負の美学に迫る。
・江夏豊「あの時、神様が味方してくれた」
不世出の左腕である彼が広島で過ごした3年間と、今なお語りつがれる「江夏の21球」を再度、回顧する。
・山本浩二「広島カープは人生そのもの」
選手・監督として球団6度の優勝全てに貢献し、広島カープの本質を誰よりも理解している英雄が語る、黄金時代の記憶。