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目に見えない資本主義

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東洋経済新報社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:田坂広志/著 出版社名:東洋経済新報社 発行年月:2009年08月 関連キーワード:メ ニ ミエナイ シホン シユギ カヘイ オ コエタ アラタ ナ ケイザイ ノ タンジヨウ め に みえない しほん しゆぎ かへい お こえた あらた な けいざい の たんじよう、 トウヨウ ケイザイ シンポウシヤ トウヨウケイザイシンポウシヤ 5214 とうよう けいざい しんぽうしや とうようけいざいしんぽうしや 5214、 トウヨウ ケイザイ シンポウシヤ トウヨウケイザイシンポウシヤ 5214 とうよう けいざい しんぽうしや とうようけいざいしんぽうしや 5214 経済学者が語らない資本主義の未来。なぜ、日本型経営が復活するのか。 これから資本主義に何が起こるのか資本主義の未来を予見する哲学「操作主義経済」から「複雑系経済」へ「知識経済」から「共感経済」へ「貨幣経済」から「自発経済」へ「享受型経済」から「参加型経済」へ「
まぁまぁです ★★★★☆
他の経済書と異なり、新たな資本主義の姿を挑戦的に描いている点が高評価。

他の本は、こうあるべき、という姿が情緒的で、非科学的で、非実証的であるが、その色彩が本書(にもあるが)は少ない。但し、不足している感は否めない。

貨幣で表せないものに価値がある。 ★★★★☆
著者は、従来の貨幣経済を超えて資本主義は進化すべき。それは貨幣で表せない部分を重
要視した資本主義だと主張。

現在、資本主義の経済原理に5つのパラダイムが起りつつあると説明。(1)操作主義
→複雑系、(2)知識→共感、(3)貨幣→自発、(4)享受型→参加型、(5)無限成長→地球環境。

経済は操作できるものではなく、企業は自己規律をもつべきで、それが共感を呼ぶ。社会
企業家などが活躍する自発経済が伸び、インターネットによって力をもった消費者が企業
に代わって商品開発などに参加。そして、地球環境の限られた資源を持続的に利用する。また、
著者は日本型経営はこのような見えない資本を重視してきたとも主張。

内容は観念的で、主張に対し具体的な根拠を記しているわけではありません。また、「見えな
い資本主義」に対しどう行動すべきかも示しておらず、読者は拍子抜けするかもしれません。

ただ、「貨幣」という尺度の単純化ではなく、「多様な価値」を「多様な尺度で評価」しよ
う。「すべてを貨幣に置きかえる現状は間違っており、もっと見えない部分も評価すべき」と
の著者の主張は素直に納得できます。著書の警告にどう考えるか、行動するかは読者が考える。
この本は、啓発の書として読むべきだと思います。
情熱と哲学を感じる良書です ★★★★★
リズムの良い文章、情熱のこもった語り口、そして何よりも考え込まれた知性・哲学を感じさせる論述に心を奪われそうになりました。
この著者の本を読むのは初めてですが、他にも読んでみたいと思いました。

5点!
「共感資本主義」って実現したら凄いかも。 ★★★★☆
本書は貨幣経済に基づく資本主義が将来的にどうなっていくのかをテーマにした意欲作といえる。

具体的にはリーマンショック後の資本主義に起こる5つのパラダイムシフトとして

「操作主義経済」から「複雑系経済」へ
「知識経済」から「共感経済」へ
「貨幣経済」から「自発経済」へ
「享受型経済」から「参加型経済」へ
「無限成長経済」から「地球環境経済」へ

への変化を予見している。特に「知識」「関係」「信頼」「評判」「文化」といった「メタレベルの知識資本」である「共感資本」が今後の経済活動における大きな原動力になるという点は面白い。

また、かつての経済成長を支えた日本型経営が弁証法的に発展することができれば、次世代の経営システムとして世界が注目するという視点には同じ日本人として勇気が与えられる。

やや観念的な本ではあるが「このまま、お金儲けを続ければ世の中いいんだっけ?」という問題意識がある人には一読のがるあると思う。
経済書ではなく、啓蒙書。「貨幣を超えた新たな経済の誕生」と言うには不十分。 ★☆☆☆☆
「これから資本主義に何が起こってどうなるのか」に興味があって本書を買いましたが、不十分だと思いました。

混沌としている現世で資本主義の発想に頼るのではなく、一個人や一経営者がどうあるべきかという話なのであれば、合格点です。

ただ、そこまで考えが到達している人にとっては、どうすれば社会/地球全体としてそのような価値観になるのかや、どのような状態が世の中として必要なのかといった話が最大の関心事。

本書の目的がそこまでをスコープにいれていないならしょうがないのですが、「貨幣を超えた新たな経済の誕生」とまで副題に書かれているのに、具体的にどのような経済がどのように誕生するのかまでは書かれておらず、大きく期待を裏切られました。

具体的な社会構造/枠組みの改革、政策の実行もなく、プレイヤーの変革を待ち続けるだけでは、「新たな経済」が誕生するには、何十年・何百年という時間がかかるでしょう。

古来の日本らしい経営が変わったのは、自己否定したからではなく、グローバリズムの波の中で利益重視の経営に切り替えざるを得なかった側面が強かったとすれば、日本型経営が重要という話に留めず、どうなればグローバルに日本型経営が規範になりえるのかが、述べられていないと説得力もないと思います。

冒頭に「予測」と書かれていましたが、本当に弁証法と言う技術を使っただけの予測にすぎず、本書の副題にある「貨幣を超えた新たな経済の誕生」とまでは言いすぎで、「貨幣を超えた新たな価値観の必要性」と言うべきなんじゃないかと思います。経済という枠組みの話までは到達できていません。

「どのような経済がどのように誕生するのか」が無いのです。
*そもそもそんなものを本に求めるなと言われればそれまでなのですが・・・。

簡単な話ではないので、逃げずに向かい合う筆者の姿勢は賞賛すべきだと思います。

本書の内容のように、個々人や個々の企業が利益という指標だけに頼らず、多様な価値観に寄って生きていくことは大切ですし、それが結果的に新しい経済を作り上げるという点は、そのように思います。

経済書ではなくて、生きるための価値観の本、啓蒙書という感じだと思います。