間違いない
★★★★☆
間違いないが、もしそれでも購入を迷っている人はYoutubeにでも行ってPVを観てから考えて欲しい。
音使いの素晴らしさは言うまでもなく、さらにこのアートワーク。
世界観に浸らせてくれる懐の深い4ADらしい1枚です。
ギター、ヴォーカルのRobbie Furzeはアレックエンパイアのバックでギターを弾いていた経歴も。
脅威
★★★★★
ロンドンを中心に活動する、ロビー・ファーヴとマイロ・コーデルによる二人組の
The Big Pinkのデビューアルバム「A Brief History Of Love」The Big Pinkは、
myspaceで一聴して完全に惚れ込んでしまいまして、大変楽しみにしていました。
なんでしょう。今までありそうで無かったことをさらっとやってのけましたね。
兎にも各にも、まずは音がかっこ良過ぎです。インダストリアルの流れと、
そこに絡む浮遊感のあるヴォーカル、ノイズに合わなさそうなシューゲーイザーな
要素に+エレクトロニカ。彼等がこれをやると完全に型に嵌っており素晴らしいです。
独特の浮遊感のM-1:Crystal Visionsで幕開け。メロディーはポップなのに、
音がノイジーでダウナーな展開でかなり回ります。M-2:Too Young To Love、
これは個人的にEP盤の方が大好き過ぎたので、アルバムヴァージョンちょっと残念。
EPよりちょっと軽めに仕上げてますね。この曲、完全にツボに嵌った曲なんですけど、
ほんともうかっこ良過ぎ。ヤバイですよ。音はめっちゃインダストリアルなのに、
くっつけたメロは美メロ。この音の厚みと、ヴォーカルの浮遊感は、一度嵌ると
絶対抜け出せませんよ。もう完全にノックアウトされてしまった曲でした。
同様にM-3:Dominosも名曲。ミドルテンポでエレクトロカポップチューンになりがちな
曲調なんですが、もうバックはガリガリのノイズと、厚みのある音で占めており、
その相対性がここまで気持ち良くさせるのかと思うほどの中毒曲です。
M-6:VelvetはBig Pinkの中でも好きな曲で、完全に彼らの色になってますね。
攻撃的で緻密な音と、そこに溶け込ませた柔和な音、そこに透明で浮遊する
ヴォーカルが見事なまでに融合しており、一言では言葉に出来ないほど完成度の
高い曲に仕上がっています。M-9:A Brief History Of Loveは、シューゲイズ色の
濃い曲だが、ヴォーカルのコントラストと、同様に浮遊させた音のコントラストが巧妙。
アルバムを通してクオリティの高さが半端無い超名盤。
次にどんな変貌を遂げるのか全く想像出来ない要注目の新人です。
2009年ベスト・ジャケット
★★★★★
いい。80年代後半〜90年代前半のUK、いま最も過小評価されている時代の価値観を引きずってるこの音がたまらなくいい。ハピマンみたいなドラッギー・ビート、マッドチェスター〜ブリットポップと受け継がれた大味なメロディ、ファズとディレイとトレモロでグジャグジャになった轟音ギター、レイヤーされた陶酔的なシンセ、いちいち今の空気とズレている。クリエイションもファクトリーも潰れて久しい今、こいつらを買うとしたら4ADしか無いよなと思っていたら本当に4ADだった。うーん、象徴的ですね。まあ、この音が今の若いリスナーにヒットするかというと微妙なんだけどな。ディアハンターとかの方がカッコ良く聴こえるんでしょうかね。私は断然こっちですけどね。このUKにしかない、いなたい感じがやっぱり決め手なのかも。アラサー(いや、OVER30か)にはズキンと来るのではないでしょうか。そんな音楽。
なんか新しい
★★★★☆
このTHE BIG PINKのアルバムは非常に心地よいサウンドを表現している。
エレクトロ&ロック=エレクトロックを表現していて、声の質もradioheadやMGMTを好きな人もきっと好きになるアーティスト。
最新の4AD
★★★★☆
4ADのHPのサンプルで一度聴いた事はありました。年末でメボシイものということで何回も傾聴することで良さがわかってきました。シューゲイザー系とは良くわかっていませんが、これが一番最新の4ADということでしょうか。MY BLOODY VALENTAINがノーチェックの私としてはこれからが楽しみです。