親しみやすいメロディ、複雑に絡むハーモニーの綺麗さがまず良いのですが、アグレッシブかつ様々な要素を取り入れた耳に心地よいドラムも印象的。（個人的にはなんとなくThe Beach BoysやArcade Fireの要素もあるかなとも思った）各曲それぞれがしっかりしていて、メンバー5人のアンサンブルの上手さと引き出しの多さが感じられます。ちなみに8曲目の「Warning Sign」はTaking Headsのカバー曲ですがしっくりきてます。
pitchforkで8.4点を獲得するなど海外ではかなり注目されているLocal Natives。日本でもライブが見たい！！

ロサンゼルスを拠点に活動するインディバンドLocal Natives。
2008年時点では既に自主録音されていたらしいがInfectious Recordsと契約しデビュー。
前評判通りメンバー各々の才能を感じさせるレヴェルの高い作品に仕上がっている。
民族的な空気感や、複数のメロディやコーラスハーモニーが混ざり合うサウンド、変則的でトリップ感のある進行等こだわりが凄い。
特にパーカッシヴでアフロ的なリズムとスピリチュアルなグルーヴを生みだすMatt Frazierの力量とアイディアには驚かされる。
ポップでフレンドリーな楽曲も素晴らしい。
Grizzly Bearや Fleet Foxesのようなアーティスティックでモダンなルーツロック系がお好きなら聴く価値あり。