鎮宅霊符神 感応秘密修法集
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鎮宅霊符神の由来および祭祀修法を詳述した秘書。鎮宅とは、家宅の災禍を祓い消し鎮めるとの義で、下記のような由来がある。風水・宅相に精通していた漢の孝文帝が、あるとき孔農県に行幸したとき、滅茶苦茶凶相の地に、立派な邸宅のあるのを怪しみ、その主人をよんで尋ねたところ、その昔、災禍打ち続きど貧民となり不幸のどん底にあったとき、いずこともなく書生二人が現れ、七十二霊符を伝授され、十年にして大富豪となり、二十年にして子孫栄え、三十年にして天子までが訪ねて来るであろうと預言し、忽然と消えたという。ここに孝文帝はこの霊符の法を深く信仰し、天下に伝えたと。ちなみに本書筆者は、家相研究のためあえて凶相の家に住むこと十年、あるゆる災禍を蒙るが、鎮宅霊符を祀るにおよんで、あらゆる災禍が忽然と消え、吉祥に転化したという。まさに我が身を捨てて実践の結果、著したのが本書である。このようなありがたい鎮宅霊符であるが、その詳細全貌は本書でのみ知ることができるのである。鎮宅霊符七十二符はもとより、武帝応用の五十八符、天真坤元の十二符などおよそ260余符を収録。『霊符秘密集傳』の補完資料として必備の宝典。各人の力量に応じて活用されたい。肥後国八代郡白木山神宮寺に霊符鎮座の次第、周防氷上山の霊符由来、妙見信仰との関係など秘教信仰の歴史資料としても貴重。また『信仰叢書』に収録の「鎮宅霊符縁起」も併読されたい。